昨日が関学の春学期(前期)の最終講義であった訳だが、先月一緒に食事に行った学生が、最後の授業をサボって昨日からバンコクへ飛んだ。
「借金してでも海外に行け!」と言ったのは私だし、事前に授業を欠席してバンコクに行くことも聞いていたので別に構わないのだが、現地からレポート送るように言っておいた。今朝、無事にバンコクに着いたらしく、彼女から現地の写真や動画が送られてきた。彼女のInstagramにも多くの写真が掲載されていた。
最大のショッピング街のサイアム駅周辺(上の写真、学生撮影)や、高島屋などが入る巨大ショッピングモール「アイコンサイアム」、バックパッカーの聖地「カオサンロード」などの写真を見るだけで、現地の活気が伝わってくる。ラチャダー鉄道市場がなくなってすっからかんになっていた写真はちょっと残念だったが、やはりバンコクはいいね。
いい経験・体験をしているようで、私も嬉しい。明日は象に乗るらしい。残り数日、思いっきり楽しんできてほしい。
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YouTube Liveを毎回欠かさず見てくれており、欠かさず事前質問やコメントをくれるMさんが、大阪に出張に来ているというので、ニャンさんのお店でランチをすることにした。Mさん、サングラスをしてない男前と初対面。
夏季限定&日本限定の「冷やしフーティウ麺」を食べてみたが、お世辞抜き美味しかった。限定にせず、定番メニューにしたらいいのに。メコン店でも受けると思う(知らんけど)。今日は断酒日にしようと思ったが、Mさんが333(バーバーバー)を買ってくれた。ありがとう。暑い午後に冷やし麺とビール。最高や。
ランチした後、伊丹空港へ。
2泊3日の出張done。この3日間も濃密だった。
毎日楽しかった。
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読書好きの友達から薦められた本。
千葉県流山市、かつて「辺鄙なところ」「何もない田舎」(P28)といわれていた場所が、シムシティのように発展を遂げ(P25)、「千葉のニコタマ」と呼ばれているらしい(P16)。
以下の通り、人口等の増加がすごい。
●人口
2005年:約15万人
2022年:約20万6000人(5万人以上増加)
●人口増加率
2021年まで全国の792市の中で6年連続1位
2022年は全国2位(1位はつくば市)
●0歳〜5歳の人口
2005年:7997人
2022年:14439人(倍増)
●保育園
2010年:17ヶ所
2022年:100ヶ所
流山に約30年住んでいる経済ジャーナリストの著者が、流山がここまでの発展を遂げた理由を探り、まとめたのが本書であるが、これは(タイトルの通り)すごかった。2人の市長がすごい。日本改造計画の田中角栄の自宅まで押しかけ、鉄道新線建設を説き落とすシーンなど、まるで半沢直樹。このような成功モデルは他の自治体にも移植すべきと思ったが、こんなドラマのようなこと、マネできんやろね。。。
「何もない田舎」が、20年経って「住みたい街」になったプロセスから学ぶことは多い。自治体関係者だけでなく、ビジネスパーソンにもオススメしたい一冊。
(※ 画像は流山市のサイトから拝借した)