ある社長さんと京都で会う予定があったので、その前に東福寺で紅葉を見ようかとInstagramをチェックしたら、上の写真に打ちのめされた。東福寺がドローンで撮影したらしい。参った。この写真で十分堪能した。もう現地に行く気が失せた。
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なので、京都の書店巡りをして、社長さんと打ち合わせし、そのまま一緒に食事へ。「炭火とワイン」という素敵な店名のお店。アルバイトと思われるウエイトレスの対応が素晴らしいかった。料理も美味しかった。
一緒に食事をした社長さんから、「中長期的にどうやって売上を伸ばすのか」という悩みの相談を受けた。多くの社長の悩みだ。昨日TVerで観た番組を紹介した。ここに答えがある。
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先日、このブログの読者であり、YouTubeをいつも閲覧して頂いている方から、12月4日放送分の「がっちりマンデー」がとても良い内容だと連絡をくれた。六本木で有名な入場料(1650円)を取る書店を特集していた。私もこの書店は何度も行こうとしたが、いつも一杯で入場できず、未だに入店したことがない。
この書店、月に書籍が200万円しか売れないらしいが、月商1000万円もあるという。
書籍売上200万円、入場料200万円以外に、店内で提供している飲食売上が100万円、イベント収入が300万円、コンシェルジュによる選書サービスが200万円あるらしい(選書サービスが200万円の売上ってのはすごい)。
これなのだ。経営って。
ひとつの商品・サービスを提供しているだけではなく、他の何かを組み合わせる、つなぐ、ズラすことによって、新たな価値を提供する。ひとつの価値を提供しただけでは200万円の売上にしかならなくても、組み合わせることにより1000万円の売上になる。
世の中を見渡せば、売上を伸ばし続けているビジネスは、ほぼ全てビジネスモデルのPlan Bで成功しているのだ(っていう話は、拙著『「社長」の本分』第2章・第6章を参照されたし)。
今日相談を頂いた社長さんは、単一商品でそこそこの売上高を上げてきたが、Plan Bがない。ターゲットや商品の価値を、他の何かと組み合わせる、つなぐ、ズラすことによって売上を2倍・3倍にできないだろうか。
イマジネーションとイノベーションなくして成長なし。
パッションとアクションなくして成功なし。
とりあえず、ドローン飛ばしましょか。