朝イチで母校 関西学院大学へ。
正門を入ってすぐの中央芝生(通称:中芝(ちゅーしば))。
帰ってきたぞー!
日本一のキャンパスへ!
何度見ても、見惚れる中芝。
正面の図書館で簿記検定の勉強をし、疲れたら中芝で寝転がって休んでいた学生時代を思い出す。
正面の時計台の裏に見える甲山(かぶとやま)に憧れ、学生時代から何度も甲山をランニングし、「甲山が見える場所に住む」ことが夢となった。その夢を2013年に叶えた後は、「関学で授業をする」ことが夢となっていた。やはり、最後は母校に貢献したい。
毎月食事をするゼミの同期は、大学院に5年通って博士を取り、母校に恩返ししている。私もその道を薦められたが、私はどうもアカデミック路線に進む気がしない。違うカタチで恩返しできないかと思っていたら、突然チャンスがやってきた。秒で掴んだ。
大学生時代にお世話になった大学院生が、今では母校で有名な教授になっており、「私のゼミ生のビジネスプロジェクトに来て欲しい」と言って頂いた。即答。即OK。即シラバスを提出し、チャンスを掴んだ。
学内にはこんな案内板が出来ていた。
古巣 商学部。
平松先生、あの武田雄治が少しは立派になって戻ってきましたよ。
感慨無量。
授業が始まる前から泣きそうだ。
後期が始まったばかりの土曜日にも関わらず、9時〜17時までの特別講義に参加してくれた方がいただけでも嬉しい。教授も最後まで一緒に聴いてくれた。
講義内容についてここでは触れないが、学生達にインスピレーションを与えられるように、私なりの精一杯の授業をさせて頂いた。学生達も目を輝かせて聴いてくれ、手を動かしてくれた。
自分の授業に、自分が感動した。
授業の最後、「夢が叶ったよ」と言った私に、皆が拍手してくれた。ホントありがとう。みなさん。
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どんな仕事も、手弁当であったとしても、一生懸命やるべきだと改めて思った。
授業が終わって、教授と2人になった時に、「すごい面白い授業だった!」と喜んでくれた。
そして、来年度は(既にオファーを頂いている集中講義だけでなく)春学期と秋学期の通常授業も担当して欲しいと追加のオファーを頂いた。
このオファーは想定外だったが、即答、即OK。
沖縄に移住するなんて言い訳は不要。毎週通えばいい。
年間を通して授業を受け持つことになった。
関西学院大学 非常勤講師 就任! おめ!
やるで。平松先生!
先生に言われたように、“Challenge & Contribution” だ!
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今日は、真っ直ぐ帰る気にならなかった。
学生時代によく通った、関学生なら誰もが知ってる駅前の聖地、焼鳥屋『鳥居』で乾杯だ!
店主に「25年ぶりに来たで!」って言ったら、めっちゃ喜んでくれた。
ここの焼鳥が好きなのだ。
学生時代も食べていた「たまひも」(鶏の卵巣と卵)も25年ぶりに食べた。
これこれ! うめ〜んだよ!
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これまで色々と夢を叶えてきたが、今日ほど嬉しい日はない。
この喜びをどう表現したらいいのか。
またコツコツやるのみ。
ここまで支えてくれ、一緒に喜んでくれたみなさんへの愛と感謝を忘れずに、全身で前進!