銀座_ibaia

今年5度目の東京。今年は月1ペースだな。

昨夜は、銀座路地裏の店にて、いつものメンバーと定例ワイン会。
私の上京に合わせて、ワイン仲間が集まってくれる。有り難い。

銀座_ibaia

今日も、美味しい食事と美味しいワイン、気の置けない仲間との分かち合い、至福の時間だった。楽しく酔った。

また次回もよろにくです!

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そして、今日は、虎ノ門ヒルズにて、エグゼクティブ限定の会員団体が主催する非公開セミナーの講師として登壇させて頂いた。10時〜18時までセミナー、21時まで懇親会。意識もレベルも高い参加者と議論したり、シェアしたりできるのはとても有意義で、私も勉強になった。濃密過ぎる1日だった。

ANDAZ


最近、連日のように新聞に掲載される「サステナビリティ」「ダイバシティー」「エンゲージメント」「ジョブ型雇用」「パーパス経営」「SDGs」「ESG」「コーポレートガバナンス」「DX」…といったコトバの本質を理解している経営者は少ないと思う。ダイバシティーが必要だからと女性役員を少し増やしてみたり、コーポレートガバナンスの強化が必要だからと社外役員を入れてみたりと、「数合わせ」をしているだけの企業は多いのではないか。全体を変えずに、部分だけを変えようとするから、うまくいかない(入山章栄氏のいうところの「経路依存症」に陥る)。DXに取り組んでいる企業でも、その多くがオンライン会議の導入、ペーパレス化、リーモトワークの導入といったことをやっているに過ぎない(帝国データバンク調べ)。環境変化に合わせて変革(トランスフォーメーション)を起こすには、冨山和彦さんいうように、DXよりもCX(コーポレート・トランスフォーメーション)=会社を根こそぎ変えることが大切なのだ。

古き悪しき昭和の価値観がこびりついた経営者が、どうやってCXを起こすのか。
部分より全体、目の前の変化より、失われた30年の流れ、もっと大きな戦後77年の流れ、さらにいえば明治維新からの150年の潮流を見てみよう。

そういう話を今日は中心に喋った。
私の新刊書(7月頃刊行予定)にも第1章でもCXの話を書いているので、参考にされたし!