4月1日に思う。

今日から、成人となる年齢を20歳から18歳に引き下げる改正民法が施行される。成人年齢が変わるのは明治以来、およそ140年ぶりだとか。140年も成人年齢が20歳だったということが驚き。「20歳」や「18歳」っていったいどこから来た数字なのか。

中学生でも十分に「成人」だと思う人もいるし、40歳、50歳になっても子供みたいな大人もいる。未熟な親の存在に、まともな子供は苦悩し、絶望する。そういう子供達は、「成人」になって法的に独り立ちできる日が来るまで、気が遠くなりそうな想いをしながら過ごすことになるだろう。しかし、子供が成人になったとて、未熟な親ほど、親であることをやめようとしない。子供が成人になっても、結婚しても、孫が生まれても、親は子供に干渉し、自分が都合良いように操ろうとする。時には平然と嘘をついたり、隠し事をしたりしてまで。

他の動物のように、子はいち早く放ち、危機に遭遇した時に手を差し伸べてあげることが親の役目であり、サバイブする術を教えてあげるのが教育者の役目ではないか。

成人年齢の引き下げには賛成だし、民法の条文そのものに異論は一切ないが、「子供をいつまでも子供と思ってんじぇねーぞ」と思うこと30年。法は変わっても、本質的なことは何も変わらんだろうな、と思う。

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玉家_沖縄そば

那覇で働く友達から、空港の近くに美味しい沖縄そば屋があると聞き、朝から行ってきた。住宅地にあるそば屋だったが、ここだけ人が群がっていた。人気のそば屋らしい。

沖縄の人って商売っけがない人が多いので、「もう少し効率的なオペレーションをしたら売上が上がるのになぁ〜」と思う時でも、そんなことお構いなしにマイペースを崩さない店が目立つ。しかし、この店は期待に反して、都心のそば屋のようにオペレーションが良く、すぐに席に案内してくれた。


玉家_沖縄そば

今週3度目の沖縄そば&ジューシー。
そばも、ジューシーも、店によって違う。肉もソーキも違う。深い。そして旨い。
今日のお店は出汁が旨かった。

いつも年末に『今年行って良かった飲食店』をブログに列挙してるが、今年は『行って良かった沖縄そば屋』と『行って良かったハンバーガー店』を追加しようかな。


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夜、ご近所夫婦と定例ワイン会。

一昨日も那覇deハシゴ酒をしたメンバーだが、今日が定例会。


加藤食堂


今のところ、私が思う沖縄でNO.1のお店「加藤食堂」にて。
宜野湾の便利とはいえない場所にあるのだが、いつも満席。沖縄県下の料理人もここに通うとか。私も何度も通いたいと思うお店。

店主の奥様にワインをセレクトしてもらうのだが、相当良いワインを出してくれる。今日はスペインのカベルネ・ソーヴィニヨンの後に、ドイツのピノ・ノワールを提案してくれた。フルボディからミディアムボディへの流れだったが、メイン料理を先に食べて、後からチーズやツマミをチョイスした我々の食事に完璧にマッチした。「流れ」って大事。料理もワインもホントに美味しかった。感動レベル。

加藤食堂



ワインに陶酔するお二人。

加藤食堂


彼には何かが見えるらしい。
「タンニン」とか言ってたが、流しておいた。

ロクな担任にあたったことがない。生涯でまともな教育者に当たったのは3人だけだ。

その「タンニン」ではない。



今日も充実の1日だった。
4月も笑顔で楽しもう。
No Fun, No Life !!


(※ 写真は許可を得て掲載している)