伊弉諾神宮

翌朝。朝から、美味しい料理と食べ、温泉に浸かる。
お宿をチェックアウトして、慶野松原の近くにある伊弉諾(いざなぎ)神宮へ。



伊弉諾神宮

伊弉諾神宮は、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の二神を祀る、日本列島を生み出したという「国生み神話」とゆかりがある日本最古の神社

日本で最古の歴史書『古事記』の冒頭を飾る「国生み神話」。伊弉諾尊・伊弉冉尊の男女二神が夫婦神となり、日本列島の島を次々と生んでいく。その中で最初に生まれた島が淡路島。淡路島は「国生みの島」といわれている。そして、伊弉諾神宮の境内は、国生みにはじまるすべての神功を遂げた伊弉諾尊の神宅の旧跡と伝えられている。



伊弉諾神宮

東経135度子午線上に明石市があることは理科の授業で習ったが、明石市を南に下った所に伊弉諾神宮がある。

で、出雲大社、諏訪大社、熊野那智大社、高千穂神社などの日本で有名な神社の夏至・冬至の日の出・日の入りの太陽の運行ルートは、伊弉諾神宮を中心に通っている(「陽の道しるべ」というらしい)。

古事記や日本書紀にそのような記述があり、専門家が計測して発見したとか。

よく出来た話だ。

後で知ったが、「ブラタモリ」でも伊弉諾神宮が取り上げられたらしい。観たかった。「ブラタモリ」は全作観たい番組。あれは素晴らしい番組だと思う。最近、自宅にTVを置かない人が多いし、それを自慢気に話す人も多いし、TVを見る人を小馬鹿にする人も多いけど、すべてのTV番組・TV視聴者を馬鹿にするのも馬鹿だと思う。下らない本を読んだり、下らないアプリを眺めているより、得られるものは多いと思うけどね。


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大鳴門橋

伊弉諾神宮を後にして、淡路島の最南端、大鳴門橋へ。

橋の向こうは徳島県。

いい天気。



あわじバーガー

大鳴門橋のそばにある「道の駅うずしお」で、全国ご当地バーガーグランプリ1位・2位を受賞した「あわじバーガー」を食べることができる。

正直言って、ここより美味しいハンバーガーが幾らでもあるのだが、ご当地の玉ねぎを使ったハンバーガーは美味しい。

食後は、「道の駅うずしお」と、近くの「福良マルシェ」で、玉ねぎや食材をまとめ買い。

クルマの中が玉ねぎ臭で充満(後でレンタカー屋に詫びた…)。


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今日は、淡路島の東海岸にある洲本温泉へ。

おそらく、これまでの人生で一番利用しているお宿に今回も泊まることに。


淡路夢泉景



幾つかある温泉に浸かる。
国生みの島だけに、国生みの湯もある。
昼間っからポカポカに温まった。

くにうみの湯



料理も美味しい。
淡路島の玉ねぎを、淡路牛で巻いて食べるなんて、美味しくないはずがない。
こんな贅沢な食があろうか。

淡路夢泉景


自宅の近くに名湯 有馬温泉もあるが、私は淡路島の方が好きだなぁ。
片道1時間以内の楽園。幸せじゃ。満足な週末だ。
I'll be back.