今日から大学授業再会。後期もあと3コマ。

今日の授業は、不正会計の事例研究がテーマだったが、どの事例を取り上げようかと年末から悩んでいた(授業の準備は思った以上に時間がかかる)。東芝やオリンパスの事例を簿記を学んだばかりの学生に教えるのは難しすぎる。ライブドアやカネボウの事例は古すぎる。どうしようかと思っていたら、年末の28日にすんごいプレスリリースが出た。

某東証一部上場企業が、子会社で発覚した不適切な会計処理についての第三者委員会の調査報告書を公表したのだ。読んでびっくり玉手箱。まるで不正の宝石箱。不正事例集に書かれていることを漏れなくやってみました的な不正の数々(以下のとおり)。

アウトソーシング_不適切会計
出処

ということで、今日の授業は、この会社の事例研究を行った。

ひとつの題材から話題は尽きない。学生達にとっては、初めて触れる上場企業の不正事例だったかもしれない。大学で複式簿記を学ぶことも大切だと思うが、こういう事例を研究することも大事なことじゃないかなぁと思う。

なんらかのインスピレーションになってくれたらいいが。

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雑誌『BRUTUS』が「百読本」という特集を組んでいる。
『BRUTUS』の本特集は毎回面白い。

今回の「百読本」特集は、「100回読みたい本、ありますか?」と読書家に聞いたもの。色んな方が意外な本を取り上げている。感性は十人十色。他人には分かり得ないところもあるが、面白い特集だった。インタビューした人が少ないのは残念。もっと多くの方の「百読本」を知りたかった。

何度も読み返す本というのは、その人の心を相当満足させる本であり、その人を作り上げた本ともいえるのではないだろうか。ホイホイと読める本を何百冊と読んだとて知性が磨かれることはなかろうが、心に沁みる一冊の本を深く読み込むと人生が編まれていくだろう。もう乱読するほど情報に飢えていないので、心に沁みる本をじっくり読み続けたいと思う。

そんなことを思わせてくれる特集だった。