oden


最近、カフェを転々としながら執筆を続けるという地味な生活が続いている。

某カフェで執筆していたら、YouTubeディレクターのニャンさんと遭遇した。日が沈み、そろそろ夕食でも食べて帰ろうかと思っていた時間だったので、ニャンさんと食事をすることに。今年一番の冷え込みだったので、おでん屋さんへ。おでんと熱燗が冷えた身体を温めてくれる。

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N 「なんや、最近、ええ生活してまんなー」

T 「なんのこっちゃ?」

N 「ブログ見てたら、女性に囲まれて飲んでましたやん」

T 「生活の一部を切り取って載せとるだけや。それ以外は地味な生活しとるわ」

N 「いつもええもん食べとるやん」

T 「そんな時だけ載せとるねん。それ以外はナッツしか食べてへん」

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おおよそ日記なんてものは、1日のほんの一部を切り取って編まれたものであり、平凡で地味な日常が書かれることはないと思う。しかし、平凡で地味な日常の中にこそ充実感や幸福感があふれていたりする。SNSなどでリア充アピールをしている人が、到底幸せそうには見えないことは多い。

好きな仕事に没入している時、好きな音楽を聴いてる時、読みたい本を読んでる時、淡々とトレーニングしている時、大切な人と対話している時…、そういう日常が、1日1日、毎日毎日過ごせることがリアルな充実感だと思う。

熱燗の徳利を傾けながら、笑い転げてる時とかね。


nyan