名著『ビジョナリー・カンパニー』のジム・コリンズの最新作『ビジョナリー・カンパニーZERO』が出た。

ビジョン、戦略、戦術の流れで編集されており、経営で大事なことが俯瞰できる。これまでの『ビジョナリー・カンパニー』シリーズ同様に、何度か読み返すべき良書だと思う。

個人的には、リーダーシップの章(第3章)がめちゃくちゃ役に立った。

「残念ながら、多くの企業経営者はコミュニケーションが不得手だ。コミュニケーションができないのではない。しないのだ。」(P138)

「有能なリーダーはあらゆる場面でコミュニケーションをとろうとする。組織の上下左右、ときには集団、個人、あるいは全社に、書面や口頭で、公式あるいは非公式に、メッセージを伝える。」(同)

ホント、そのとおりだよなぁ〜と思う。

先日紹介した、平井一夫著『ソニー再生』(日本経済新聞出版)を読んだ時も、リーダーシップに必要な要素の一つが(社員との)コミュニケーションだと痛感した。「ターンアラウンドはコミュニケーション」といっても過言ではないんじゃないか。

これまでの『ビジョナリー・カンパニー』の4部作(+もう1冊)のエッセンスも随所に散りばめられているので、同シリーズを読んだことがない方でも十分に理解できると思う。経営者・事業家・起業家の方にはオススメです。