北谷_ヒルトン

観光は昨日で終わり。今日は仕事。
今回は天気に恵まれたので、プールサイドで執筆。一般的なビジネス書の1冊の原稿は10万文字を超える。1日1000文字を100日書き続ければ本を1冊書ける計算になるのだが、そんな単純なものではない。前後の文脈との流れ、辻褄を考えながら書くのは時間がかかる。図表を作るのも時間がかかる。もどかしいほど進まない。体力よりも目が持たない。眼精疲労からの頭痛がする。この時期に頭痛がすると怖い。遠出をする時は、大量の鎮痛剤と熱さまシートを常備するようにしている。今日も朝から頭が痛かった。歳のせいか、PCがしんどい。


北谷_ヒルトン


午後は、北谷の町中を散策。

北谷_ヒルトン


小洒落たコーヒーショップがあったので入ってみたが、レジに行列ができていたので直ぐに出た。

北谷_ヒルトン


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夕方、北谷から那覇へ移動した。

安里(あさと)という場所にあるディープな飲み屋街で地元の料理を食べた。こういうシンプルなソーミンチャンプル(ソーメンチャンプル)が好き。左下は、豚肉・内臓・にんにく・ニラを炒めたスタミナ料理と、田芋にかまぼこ・しいたけを混ぜて練り合わせたコロッケ。右下は「セーファン」という炊き込みご飯の上に出汁をかけたもの。「うりずん」というお店にて。

安里_うりずん


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最近那覇市内に引っ越しした平松ゼミの後輩と食事をする約束をしていたが、急遽オンラインに切り替えた(なので夕食はひとりで食べた)。

沖縄県の10万人あたりのコロナ感染者数が256人となり(8月9日までの1週間の数値)、これは日本トップであり、世界的にみても「世界最悪レベル」(2021/8/12 琉球新報より)らしい。沖縄県の感染者の半数以上が宮古島なのだが(2021/8/15 琉球新報より)、テレビでもラジオでも街頭でも「世界最悪」「不要不急」と言われ続け、沖縄に住む義親からも同じこと言われ続けたら、後輩も出るに出れず。まぁ仕方ない。

ということで、彼の自宅は、私が泊まってる那覇のホテルの窓から見える場所にあるのだが、PC画面上で再会した。

彼は私より20歳位若く、平松ゼミに在籍中の時に公認会計士を目指すべきかの相談を受けたことがある。その後、現役合格してからも何度か食事をし、その都度、「生き急ぐなよ」と助言をしてきたが、監査法人、コンサルティングファーム、投資会社とキャリアアップしていき、その間に本を出すわ、YouTubeはやるわ、すごい速度で山を登っていった。そして、今日、「独立します」という報告を受けた。決して生き急いでいる訳ではなく、彼のノーマル速度が、世間のスピードより遥かに速いだけなのだろう。そのペースで大気圏を突き抜けるんだろうなぁ。ゼミの後輩であり、監査法人の後輩であり、同じ会計士の同志が、活躍し、突き抜けていくことは嬉しい限り。(上から目線で言ってる訳じゃないが)応援したい。

以前は若い人から刺激をもらうと、「なにくそ」「負けてたまるか」と私の魂にも火が付いたものだが、最近は若い人と伴走・競争するような体力も事業欲もない。PCを見るだけで頭痛がする人間が、若い人と体力で勝てる訳がない。もう山を降りるべき者としては、また違う役割を全うしなければと思う。2020年7月1日から始まった私の人生第2幕は、未完の「知のMAP」を完成させたい。彼と話しながら、改めてそんなことを考えた。

30分くらいで終わると思ったオンラインでの再会は、3時間くらい喋ってただろうか。有意義な時間だった。次回はリアルで会って飲みたい。