読売新聞


物忘れが酷くて認知症の疑いがある人に共通するのは、肌身離さずスマホを持ち歩いて、頻繁に使っている人。

そんな記事が読売新聞(2021/6/10)に掲載されていた。

人間の記憶のメカニズムは、‐霾鵑瞭力(input) →⊂霾鵑寮依(throughput) →情報の取り出し(output)から成っているが、‐霾鵑瞭力(input)が多すぎて、⊂霾鵑寮依(throughput)がフリーズしてるという。

これは、私も実体験としてめちゃくちゃ分かる。

本を大量乱読している時など、情報入手が多すぎる時は、「思考」を置き去りにしているためボケたような感覚になる。他方で、情報入手を止め、ノートに向かい合って脳内整理をしている時こそ脳を使っている感覚になる。だから私は極力、スマホを見ないようにしている。LINEとかMessengerとかチャットのやり取りも極力やらない。zoom飲み会も絶対にやらない。それは、オンラインでの対人コミュニケーションなんて人生の記憶の片鱗にもならないし、それ以上に、自分の「思考」と「時間」を邪魔されたくないから。

ついでにいえば、「既読スルー」をしたとか、レスポンスが遅いとかで、その人物の社交性まで評価されてたまるか! ってんだ。そんな集団主義に染まりたくないし、同調圧力に屈したくないし、そもそも社交的でありたいとも思わない。

「脳トレ」で有名な川島隆太先生の『スマホが学力を破壊する』(集英社新書)において、スマホ、LINE、ゲームを長時間使用すると学力は低下するというエビデンスが掲載されている。タイトルの通り、スマホは学力を破壊する(そして自分の思考も破壊する)。ベストセラーになったアンデシュ・ハンセン著『スマホ脳』(新潮新書)においては、人は1日4時間をスマホに費やし、そのスマホ依存が、仕事・勉強の集中力を奪い不安・鬱病を増やし安眠を妨げる…と警鐘を鳴らしている。そして、上の読売の記事にあるように、脳がフリーズし、認知症となる

だいたい、本を読んだり、考え事をしたり、勉強したり、仕事をしたり、何をするにしても、1時間、2時間とそのことだけに没頭すべきではないのか?? その最中にLINEなどの通知に反応している時点でバカになるに決まってるし、ボケるに決まってる。あらゆるアプリの通知をオフにしても同じ。『スマホ脳』によれば、スマホの画面を見なくても、スマホがテーブルの上にあるだけで、関心や集中力が低下するという実験結果が紹介されている。

とはいえ、多くの人がスマホ依存から抜けられないんだろうけど、人を巻き込むのはご遠慮頂きたい。ボケるのは関西人と会話する時だけで結構。


(※ 写真はネットから拝借した)