昨夜、極寒の西宮に戻った。

沖縄で5日間一緒だった旅友Tさんは、その後、那覇市内のホテルを3連泊するという。「本州が極寒になるというニュースを見て、帰る気が失せた」と。自由人…。

那覇で何をするのかと聞くと、「なんもせーへんでぇ」という返事。彼の言う「何もしない」は、「ひたすら本を読む」という意味に置き換えられるはず。旅先で微動だにせず何時間も本を読む姿をこれまで何度も見てきた。

私にとって旅とは(以前も書いたが)未知の世界に足を踏み入れたいという欲求を充たすものなので、旅先で忙しいことが多い。じっとしていられない。今回もkindleを持って行ったが、数ページしか読んでいない。

旅先に書籍を10冊くらい持っていって、ぼーっと読書を楽しむという人もいるようだが、私はきっと出来ない。私にとって読書とは、旅に行けない時に楽しむものなんだろう。

旅もいろいろだね。

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帰宅すると、狂ったように本が読みたくなる。

色々読んだ中で、古市憲寿さんの『絶対に挫折しない日本史』 が突き抜けて面白かった。この方、テレビでよく見るぼんやりしたコメンテーター? くらいにしか存じ上げていなかったが、もしかして天才なのか? 本業は社会学者らしいが、歴史学者が書いたそんじょそこらの本より面白かった。こんな本を小中学生の頃に出会っていたら・・・と、タラレバを言いたくなるような良い本だ。紙で買い直して、再読したい。






藤川球児著『火の玉ストレート』
JFK時代の藤川球児の大活躍は言わずもがなだが、その後の大リーグ時代はパッとしない成績しか残せなかった。大リーグの野球の壁にブチ当たったのかと思ったら、人種偏見という理不尽な壁だったのか…。切ない。


火の玉ストレート プロフェッショナルの覚悟
藤川球児
日本実業出版社
2021-01-16




斉藤章佳著『セックス依存症』
人は誰しも承認欲求を抱えて生きているが、その承認欲求の満たし方がねじれることが依存症の根本的な問題だと。「困った人」というのは「困っている人」。口で「助けて」と言えない代わりに、異常行動が起こる。各種の依存症もその一種。

セックス依存症 (幻冬舎新書)
斉藤章佳
幻冬舎
2020-11-25




松沢呉一著『マゾヒストたち』
依存症を飛び超えた「マゾヒスト」とはどんな人なのかという興味本位で読んだが、私には理解できない世界だった。変態、倒錯というコトバでは片付けられない多様な世界観があるもんだ。SもMも、LもGも、色んな人がいるが、人の価値観を全て理解することなんてできっこない。それはそれでいいと思う。自分が大切にすべき価値観を大切にしていけばいいと思う。





佐々涼子著『エンド・オブ・ライフ』
全国の書店員が選んだ「Yahoo!ニュース|本屋大賞 2020年ノンフィクション本大賞」受賞作。命の閉じ方はどうあるべきなのか。死を受容するとか、死を覚悟するとか、死の準備をするとか、予後を気にするとか、病気と闘うとか、根治を願うとか・・・いろんな生き方があるが、それらを拒否して「生きたいように生きる」という人の話がある。「僕の『人生』を生きたいんです」というコトバが読後も記憶に残る。私もそういう生き方をしたい。







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次回のYouTube Liveは、

2月20日()20:00〜21:00の予定です。

今回のテーマは、【武田雄治の明るい人生相談 人間関係編】

視聴者の皆様からの「人間関係」に関するご質問等にお答えしていきます。事前質問もお待ちしております。質問ある方は、コメント欄か、武田公認会計士事務所ホームページ記載の問い合わせ用メールアドレス宛に、ご連絡くださいませ。

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