秋吉台

萩城下町を散策した後、レンタカーで秋吉台に向かった。
萩から秋吉台までは、(地図で見ると遠く感じるが)40分位で行くことができる。昨日までの気候がウソのように今日は気温が高い。レンタカーの窓を開けながらドライブする。

秋吉台の手前から「秋吉台カルストロード」という絶景の道路に入る。気がつけば、前も後ろも、対向車も、バイクが走っている。ライダーの聖地なのだろうか。

確かに、カルストロードのドライブは気持ちが良い。長野県のビーナスラインも最高だったが、カルストロードも最高。春や夏になると景色が緑に変わり、また違う絶景を楽しむことができるのだろう。


秋吉台

ビーナスラインは76kmあるが、カルストロードは11kmしかない。あっという間に秋吉台に到着。車内からの景色も良かったが、秋吉台の展望台からの景色も最高だった。広大な自然と台地が広がる。地球の上にいるということを実感できる瞬間であり、自分がちっぽけな存在であると思い知らされる瞬間でもある。


秋吉台



時は14時。
宿で朝食を食べたのだが、すでに萩で2万歩近く歩いたため、お腹が空いた。が、飲食店らしきものがない。なので、夏みかんソフトを食べた。夏みかんは萩の名産。

秋吉台


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約3億5000年前、海中のサンゴ礁が時間をかけて石灰岩となり、長い年月をかけて現在のカルスト台地を形成したという。地下には約450もの鍾乳洞があり、日本最大級の鍾乳洞が秋芳洞(あきよしどう)である。

下2枚の写真は、秋芳洞への入り口付近で撮影したもの。洞に入る前から美しい。

秋芳洞


秋芳洞


洞の中は、約1kmの観光コースが敷かれている(総延長は10km以上ある)。往復すると30分位かかるが、とても神秘的・幻想的な光景が続くため、時間の経過を忘れる。

秋芳洞



鍾乳洞には何箇所か行ったことがあるが、秋芳洞はどこを切り取っても「凄い」というコトバしか出てこない。自然の凄さを感じずにはいられない。

秋芳洞



人はなぜ旅をするのだろうか。旅をやり尽くした人が書籍等にまとめたりしている。ただ明確な答えはそこにはない。数多の哲学者が、生きるとは、幸せとは、愛とは…と述べているが、哲学者によって言うことが違う。言うことが違うということは、明確な単一の定義は無いということだ。生きることの意味を語る哲学者もいれば、生きることに意味などないと言い切る哲学者もいる。どちらも正しい。明確な定義がないということは、自分で定義すればいい。

私がなぜ旅をするのか。それは欲求であり、飢えだと思う。読書と同様、未知の世界に足を踏み入れたいという欲求であり、飢え。

旅や読書が大事なのではなく、飢えることが大事なのだと私は思う。


秋芳洞


旅、読書、人間関係は、何かを受容する心・姿勢が必要になると思う。そうすれば、何か気づきや発見があるはず。それが人生の楽しみであり、人生に彩りを添える。読んだ本をamazonで批判し、行った旅先をgoogle mapで批難する人は、感受性が欠けた人間に違いないし、人生がつまらないのではないか。旅、本、人は、つまらない人生の対極にあるものだと思う。

人生は所詮フィクション。
何事も楽しんでなんぼ。
そうやって面白い物語を演じるのみ。


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秋芳洞を出て、新山口駅でレンタカーを返し、帰路に向かう。

いったん帰って洗濯し、次は北陸に向かう予定。大切な友の誕生日を祝うために。