俺は、君のためにこそ死ににいく


明後日、鹿児島の知覧にある「知覧特攻平和会館」に行く予定をしている。事前の予習として、映画『俺は、君のためにこそ死ににいく』を観た(劇場公開2007年)。

第2次世界大戦の沖縄戦で、爆装した飛行機もろとも敵艦に体当たりする「特攻」という人類史上類のない作戦で1036人の特攻兵が死んだが、そのうち439名が知覧の基地から出撃したのだ。この映画は、その知覧飛行場を舞台に、特攻隊員となった青年達を描いたもの。

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映画を観て、(また受験勉強の話になるが)今の学校教育は、70年前の特攻隊への訓練とさほど変わりはないなぁ〜と思った。すべてを犠牲にして、敵艦(=有名大学)に体当たりしろと命じられる。親、教師、社会がそれを賛美し、それを誇り、背中を押す。体当たりできない者は落ちこぼれの烙印を押される。そうやって特攻(=受験)をしなければならない空気を作る。当人の意志は握り潰され、空気と世間で洗脳し、理性を喪失させ、退路を断ち切り、狂気の道へと駆り立てる。

今の教育も、人と違うことをさせず、人がやったことないことをやらせず、失敗を許さず、出る杭は打ち、個性を潰す。実は、日本国憲法は、人は皆違うことを前提に、『人と違うことは素晴らしい』ということを最も大切にしている(詳細はこちら)。しかし、『人と違うことは素晴らしい』と思っている大人はどれくらいいるのだろうか。

国籍も身長も属性も性別も性格も肌の色も全て違うように、能力も人と違っていいし、集団行動が出来なくたっていい。『人と違うことは素晴らしい』ということを大切にすべきだし、人と比べるような生き方、教え方はやめるべきだと思う。親や教育者が変わらないといけないと思う。

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鹿児島の前に広島に来たが、広島も多くの飲食店が19時ラストオーダー、20時閉店。
仕方ないので、今日も昼飲み。〆に麗ちゃん。


広島_麗ちゃん