平松一夫


昨日の朝、ゼミの同級生からLINEが来た。
恩師平松一夫先生が亡くなられたと。

「マジか…」
つい先日まで私のfacebookに「いいね」を押してくれていたじゃないか…。

しばらく固まった。

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その日は、YouTubeの収録と、YouTube Liveがあったため、悲しみに暮れる訳にはいかなかった。スタッフにも言わず、涙をこらえて乗り越えた。

Liveが終わり、夜中にfacebookを見ると、恩師の死を悼む投稿がタイムラインに並んでいた。海外からの投稿もあった。それらを見て、先生は世界の会計業界に影響を与えただけでなく、一体どれだけ多くの人に影響を与えたのだろうかと思った。私も平松ゼミに入っていなければ、公認会計士にはなっていなかったに違いない。先生から数々のインスピレーションを与えられ、いまの私がある。改めて偉大すぎる人が逝ったのだと思った。

私がIFRSの入門書を出した時(2010年)、先生から「お前の書籍が俺の論文の参考文献に入ることはない」と言われたことがある。「いつか先生の論文に引用されるような本を書いてみせますよ」と強がったが、それは叶わなかった。ただ、その数年後、先生は私を母校と大阪商工会議所で開催した大きなセミナーの講師として招いてくれた。人生に二度、先生の前で講演させて頂いたのだ。公認会計士になってから10年以上経って、ようやく公認会計士として認めてくれたことは、自信になったし、財産となっている。

大学卒業式の日、平松先生から言われた、“Challenge & Contribution” (挑戦と貢献を忘れるな)というメッセージ、そして、スクールモットーである”Mastery for Service”(奉仕のための練達)というコトバは、常に胸に刻み込まれている。忘れることはないだろう。

これからも、Challenge と Contributionを続けていく。
それが、私の精一杯の恩師への報恩だと思う。

涙が止まらないので、この辺で。

平松先生、大学1年生の時から今まで、ありがとうございました。
門下生であることを誇りに思います。
ご冥福をお祈りします。


平松一夫


平松一夫

(※ 写真はネットから拝借した。新聞記事は読売新聞(2020/12/5朝刊、関西版)より)