雑誌『プレジデント』の表紙が変わったのか。

去年の年末も「孤独」を特集していた。年末に「孤独」を記事にすると売れるのだろうか。

ペラペラと読んでると、デヴィ夫人のインタビュー記事に目が止まった。めっちゃ良いことが書いてある。ベテランの芸能人でも、コロナで仕事を失い、「誰からも求められていない」と孤独に悩んでいる人がいるという。

そう、人間は、人と群れたら孤独を感じない訳じゃないし、ひとりでいるから孤独になる訳じゃない。「人から必要とされていない」と思う時に孤独になる。相手からイジメられたり、裏切られたりすることよりも、無視されたり、関心を持たれないことの方が何倍もツライ。

海外生活が長いデヴィ夫人は、日本のような平和な国で孤独に苦しむ人が増えているのは、日本人が利己主義になって、愛が足りなくなっているからだという。相手に対する尊敬、信頼、思いやりがない。家族愛も隣人愛もない。例えば、海外では親子が別々に住んでいても毎日のように電話をする人が多いが、日本人は連絡を取り合わない。同じ屋根の下の家族ですら、各人がスマホやゲームの画面に向き合っていたりする。愛のない繋がりが孤独を生んでいる。

だから、デヴィ夫人は、「他人を愛することから始めましょう」と提案する。ここでいう愛とは、上述の通り、相手に対して尊敬、信頼、思いやりを持って接するということ。愛があれば、ケンカになることもなければ、孤独に苦しむこともないのだから。

真の友といえる人や、腹を割って話せる人が少くてもいいと思う。LINEやSNSで何百人・何千人とバーチャルな仲間を作ることよりも、たった一人でも、傾聴してくれ、承認してくれ、頼り頼られる関係でいてくれる人の存在の方が大切だと思う。私の場合、この精神的、情緒的な人間関係を何よりも大切にしたい。人と群れることよりも、大切な人を大切にすることの方が何万倍も幸福だと思うので。