朝、何気なくTVを付けたら、ワイドショーで「トリキ錬金術」「トリキマラソン」を取り上げていた。鳥貴族(トキリ)のメニューは全て税抜き298円(税込み327円)。ネット予約すると「GO TOイート」のポイントが1000円を受け取ることができるため、焼き鳥1本だけを注文し、差額673円分のポイントを「儲ける」人がいるという。「GO TOイート」には回数制限もないため、これを10回繰り返せば6730円分のポイントを「儲ける」ことが可能となる(但し、8日から予約はコース料理だけに限定したため、このスキームは封じ込められた)。

このワイドショーで、「トリキ錬金術」「トリキマラソン」をして「儲ける」人をどう思うか、という街頭インタビューをしていた。ある20代くらいの女性が「馬鹿だ」と言っていた。それは、ポイントのためにトリキをハシゴするという行為に対してではなく、制度の趣旨に則った使い方をしていないことに対する痛烈な批判だった。「ちゃんとした使い方をして、ちゃんとポイントをもらうべきだ」とも言っていた。ワイドショーのコメンテーターたちも同じような意見を述べ、マラソンランナーを批判していた。

しかし、マラソンランナーは「ちゃんとした使い方」している。何ら違法行為はしていないし、批判されるようなこともしていないし、馬鹿と言われる筋合いもない(馬鹿馬鹿しいとは思うけど…)。むしろ、批判されるべき馬鹿は違うところにいる。

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橘玲氏は、『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』の中で、世の中には制度の歪みが数々あり、その制度の歪みこそが「お金持ちになれる黄金の羽根」だと述べている。制度が複雑であればあるほど、そこには歪みが生じる。その歪みを知識として知り、知恵に昇華できたものが、お金持ちになれる。某経済学者が「お金は知識がない者から知識がある者へ流れていく」と言っていたが、その通りだと思う。「GO TO イート」も「GO TO トラベル」も使いこなす人がいる一方で、制度自体を知ろうともしない人もいる。どちらが馬鹿なのか。「儲ける」ことができるのは、他人を批判する人ではなく、知識を知恵に昇華した人だと思う。

私が(中古の)フェラーリに乗っているのは、見栄ではない。知恵だ。見栄なら新型を新車で買う。

この辺りの知恵を、「特別講義」としてまとめておいたので、興味ある方はご覧頂ければと。

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