祝日と連休が異常に多い日本。ゴールデンウィークだけでなく、シルバーウィークも定着してしまったのか。うんざりする。4連休は旅にも出ず、身体を整え、ジョブをこなす。

今日は近況報告も兼ねて、父親とふたりで食事に行った。コロナから殆ど会ってなかったので、食事に行くのも久しぶり。

私が大学生の時、ビジネスにカネを投じすぎて手元資金が底を尽き、学費が払えなかったことが一度あったらしい。「カネは何とかなると思ってた」と、借りたカネで学費を払ったという。初めて知った…。そんなことも知らずに、私は大学にも行かずに、何をしてたんだか…。

ある精神科医が、親は子供の教育者になってはいけない、ということを自著で書いていた。これは激しく同意できる。親は教育者でなく保護者である。最近は、親(特に母親)が子供に過剰に干渉しているため、子供の自尊心を傷付けている。本来は、多くの動物がそうであるように、一人前にしたら子供からさっと離れていかなければならないが、人間にはその潔さがない。人間だけは「自分が生きる」ことよりも「子供を育てる」ことに頑張っている。「子供のため」と思って夢中になっていることは、実は「自分のため」にやっているだけであり、他者に対する思いやりが欠如している。だから、親子間、家庭内でギスギスが起こる。「子供のため」と思って夢中になっている人に、そんなことを言っても通じないのであろうが。

そう思うと、私の両親は「鮭」みたいな人だったと思う。川を昇って産卵したら、どっかへ行ってしまった。でも保護者でいてくれた。今でも保護者でいてくれている。どこの川を泳いでいるのか干渉しないが、何歳になっても、子供は子供、親は親。たまに会って、近況報告をすると、必ず背中を押してくれる。親の有り難さというのはそういうところにあると思う。

ちなみに今日の夕食に「鮭」のフライが出てきたが、父は箸をつけなかった。どーでもええか…。