岐阜県を超え、長野県にやってきた。

念願の上高地へ。

特別名勝、特別天然記念物、国立公園の特別保護地区。

マイカー乗り入れが禁止されているので、途中のバスターミナルでレンタカーを置きっぱなしにし、バスで移動。上高地帝国ホテル前のバス停を降りた瞬間から、コトバを失った。

なんすか、この絶景。

一瞬で魅了された。

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バックパックをホテルに預け、何も考えず大正池・梓川沿いを歩いた。ぼんやりと、ゆっくりと、地球を一歩一歩踏みしめるように。

途中でケータイが圏外になる。GPSが使えず、地図も使えない。「もうええわ」とスマホを見るのをやめる。これほどの大自然の中にいると、地図もスマホもどうでもよくなる。ただ自然と調和して歩けばいい。一歩一歩歩くごとに、人間が本来持っている野性的なものが取り戻されているような感覚になる。「本来すべての人類は野性的な生活をしていたのだ」と思いながら、大自然の中に溶け込んでいく。

都会の喧騒の中で「非野性的」な生活をしていると、過去の様々な出来事に引っ張られることがある。人間関係の悩みや、心に残る傷や、過去のトラウマや…。しかし、ここにくると、そんなことがアホらしくなってくる。上を見れば樹齢何百年という樹々が天高く伸び、足元には何十年と生きていたであろう苔が岩に貼り付いている。人間がどれほどの知性を持ち、テクノロジーを開発しても、せいぜい100年位しか生きることが出来ない。ちっぽけな生き物だと思う。いまここを精一杯生きること以外に、生きる意味があるんだろうか、と思えてくる。

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歩いているうちに、お腹が空いてきた。
上高地に来たらどうしても食べたかった、上高地帝国ホテルのふわふわとろとろのハッシュドビーフ&オムライスを食べた。超・超うまい!

上高地帝国ホテル


上高地帝国ホテル



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食後に再び歩く。

上高地のシーンで必ずといっていいほど登場する河童橋。芥川龍之介はこの河童橋をヒントに「河童」を書いたとか。


上高地_河童橋



森、樹、緑、空、空気…どれをとっても「すごい!」というコトバしか出てこないが、川、池、水もまた「すごい!」というコトバしか出てこない。なんという透明度だ。


上高地



川面に反射する山。

上高地




池にも反射する山。

上高地



写真を撮ってくれた。
撮られたら、撮りかえす。恩返しだ!

上高地




何も水を汚すものがないと、深い川底の石まで輝かせるんだね。
キレイな心でいる人間は、邪悪な人間が持っている「黒い石」まで輝かせることが出来るのだろうか。そんなキレイな心を持っていたい。清流を汚す人間にはなりたくない。


上高地



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