兵庫県立甲山森林公園


久しぶりに何のアポもない1日。
天気が良いので近所の公園でジョギング。ここは陸上をやっていた学生時代の練習場所でもあった。青春の思い出。ここをジョギングしたくて今の場所に住んでいる。

今日から2週間の夏休みに突入した地区ということもあり、家族連れが多かった。蝉を取る人、散歩をする人、噴水で水洗いする人…色んな人がいる横を、走り、懸垂し、腹筋し、鍛え抜いた。そして、日陰のベンチで1時間ほど読書。

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齋藤孝先生の新刊書『思考中毒になる!』(幻冬舎新書)を、タイトルに惹かれて読んでみたら、昨日のブログで紹介した(「脳トレ」で有名な)川島隆太先生の話が出てきた。昨日も書いた通り、思考することが人間の特徴であり、思考の中枢を「前頭前野」という。日本語や英語を音読している時(喋っている時)は、この「前頭前野」が活性化する一方で、SNSやゲームをしている時は「前頭前野」が働いていないことが研究で明らかになっている。

人間は考えないではいられない生き物であると思うが、スマホ依存症やゲーム依存症の人は「前頭前野」が働いていない、つまり、思考停止状態であると言える。「アルコール中毒、薬物中毒などは、思考停止の最たるもの」(P36)であり、スマホ依存症、ゲーム依存症も同様といえる(第1章参照)。

何かに依存しているかどうかに関わらず、人はもっと原始的な生活に戻すべきだと思う。特に、「人間は考えないではいられない生き物である」という原点に戻った生活をすべきだと思う。「自分の頭で考える」ということを放棄している思考停止状態の人が多すぎる。「前頭前野」が活性化するような生き方をして、人間らしさを取り戻すべきだと思う。

齋藤孝先生は、1日のうち一定時間はクリエイティブな思考をする時間にあてること(P69)、もう一人の自分と対話すること(P119)、思考した内容を記録すること(P58)を薦めている。私も数年前から思考の記録はやっているし、色んな人に薦めている。単なる日記を書くのではなく、思考の記録を書く。これが思考力を高める。

私の経験上、「話す」「読む」よりも、「書く」ことが思考力を高める(だからブログを続けている)。齋藤孝先生も「書く」ことが「思考の究極の行為」(P135)と言っている。ただし、スマホにメモ書きするのではダメ。

上述の川島隆太先生の『スマホが学力を破壊する』(集英社新書)によると、スマホの利用時間に応じて学力は低下し、脳はダメになる。しかし、LINEだけでも1日に数時間を費やしている依存症の人は多くいる。どうしたものかと思う。週末に蝉取りに夢中になっている子供達もたくさんいるのに…。

人生をクリエイティブにすることは、それほど難しいことではない。スマホに向かい合う時間を半分にして、ノートに向かい合えばいい。書き慣れたノートと、書き慣れたペンを持って、カフェにでも行けばいい。何でも思ったことをスケッチすればいい。それだけでもかなり変わると思う。


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拙者のスマホはデジカメと化している…。


兵庫県立甲山森林公園