あさつゆ_白ワイン


今日は某誌からインタビューを受けた。
人生初のオンラインでのインタビュー取材。

週刊誌から軽くコメントを求められるだけなら電話やメールで済むことが多いが、そこそこのボリュームの記事となるとそうはいかない。こちらが原稿を書くなら数時間〜数日を要するし、直接会ってインタビューを受けるとしても数時間〜半日を要する。移動時間なども含めると1日かかる。なので、軽く引き受けられるものではない。

それがオンラインであれば、自宅にいてても良い訳だし、着替える必要もないから楽でいい。コロナで時代は変わった。これまでの常識が覆った(今日のインタビューもそんな内容だった)。コンサルもセミナーも打ち合わせもオンラインが当然のようになってきたので、自宅にいても、沖縄にいても、海外にいても、仕事はできる。未だに新幹線も飛行機もビジネスパーソンが殆どいないのは当然だろう。出張しなくても仕事も商談もできるのだから。

外出自粛要請が解除された途端に、出社、ハンコ、会議の文化が元に戻った上場企業も少なくないと聞くが、それって、令和から昭和に逆戻りするようなものであり、いつかあらゆる人から見切りを付けられるのではないだろうか。知らんけど。

今日のインタビューは、来月か再来月には記事になると思う。

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驚くことが起こった。

発売中の『週刊エコノミスト』に、経営学の権威、加護野忠男教授が拙書『経理の本分』の書評を書いて下さっている。

「期待に正面から応えてくれる好書である」「経理部員はもちろん、取締役や執行役員にも読んでいただきたい書物である」と。

ベタ褒めされ過ぎて縮こまりそう。

最終章の「自分の価値を向上させる経理部員の心得」の26か条について、多くの行を割いて紹介して頂いている点も嬉しい。

また、書評の最後に、著者の解答に異論のある読者がいるかもしれないが、本書で問うている「経理の本分」は誰もが同意できる解答を引き出すような簡単な問題ではないので、本書をテキストにして経理部内で自分たちの使命を議論してほしい、といったことを書かれて頂いている点は、嬉しすぎてコトバにならない。ホントに、本書をキッカケに「経理の本分」「経理部員としての使命」を部内で議論して欲しい。それが(本書でいっている)「真の経理部」に経理部を進化させることに繋がり、ひいては経営者や会社を変えることになると思うので。


週刊エコノミスト
([出所]『週刊エコノミスト』(2020/7/28号)一部抜粋)


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夜は、知人と某ミシュラン二つ星の和食店へ。
予約必須の店だが、今日は貸し切り状態。美味しい料理、美味しいワインだけでなく,オーナーシェフとのお話しも楽しむことができたのはラッキーだった。バンコクの超有名ホテルにも出店しているので、状況が落ち着いたら招待してもらうことになった。ありがたみ。

上の写真は、ケンゾーエステイトの「あさつゆ」。ソーヴィニヨン・ブラン。初めて飲んだが、透き通った味わいでとても美味しかった。和食ともよく合う。憲三すげー。

今宵も酔った。