半期に一度のエントリー。

今年1月〜6月までに読んだ本の中で、良かった本をピックアップしておきます。
(この期間に発売された本ではありません)




まだ書評を書いていないが、最近読んだ本で一番共感した本。京都大学総長であり、ゴリラ研究家である山極寿一先生が、スマホ依存・SNS疲れの人間関係に警鐘を鳴らす。人間は原始的に生きるべきだと改めて思い知らされる。



独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 (岩波新書)
大木 毅
岩波書店
2019-12-26

この本を取り上げない訳にはいかない。「新書大賞2020」大賞受賞。これはすごい本。書評はこちら




こちらもまだ書評を書いていないが、私の人生において読んできた本の中で、もっともムゴイ内容だった。24歳でアウシュヴィッツ強制収容所に送られ、そこで過ごした約1年の出来事が事細かく記載されている。タイトル通り、まさに『これが人間か』と顔をしかめたくなるような「囚人」の記録と記憶の数々に言葉を失う。抹殺を企む者の前で、絶望と恐怖と空腹に耐え、服従し労働し死に晒される。意志も思想も質問も取り上げられ、奴隷となり、価値のない「物」と扱われる。ユダヤ人というだけで・・・。何度も吐き気がした。



上期はほとんど小説を読めなかった。
下期はもっと幅広いジャンルの本を読みたい。

人生二度なし
良い本で、良い人生を!
No Fun,No Life !!




【過去に紹介した良かった本】
2019年下期 良かった本
2019年上期 良かった本
2018年下期 良かった本
2018年上期 良かった本
2017年下期 良かった本
2017年上期 良かった本
2016年下期 良かった本
2016年上期 良かった本
2015年下期 良かった本
2015年上期 良かった本
2014年下期 良かった本
2014年上期 良かった本
2013年下期 良かった本
2013年上期 良かった本
2012年下期 良かった本
2012年上期 良かった本
2011年下期 良かった本
2011年上期 良かった本
2010年下期 良かった本
2010年上期 良かった本
2009年下期 良かった本
2009年上期 良かった本
2008年 良かった本