ぴちょんくん

私のオフィスから、ダイキンの「ぴちょんくん」が見える。その後ろにあるデカいビルがダイキン本社が入る梅田センタービル。このビルの地下1階の蕎麦屋が最近のお気に入り。

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4月に投資不動産を購入したので、某銀行の融資担当者が毎週のように私のオフィスに来てくれる。金消契約をしただけでなく、別法人の通帳作成、定期預金、融資契約、法人カード契約をしてあげたので、この2ヶ月で10回は来社しただろう。100枚以上の書類にサインをしたし、押印も100箇所を下らない。バカバカしいと思いながらも、「儀式」と割り切って、彼と10時間位の時間を共にした。

先週全ての「儀式」が終わったので、さすがにもう来ることはないだろうと思ったら、今日、彼がまたやってきた。「1箇所訂正印の押印が漏れていた」と。書類1箇所にハンコももらうために、往復1時間もかけてわざわざ来たのか? 「恐縮です」と平謝りしていたが、こっちが恐縮するわ。

「押印なんて、もう、どーでもええんちゃう? と私も思ってるんですけど、『上』がうるさいんですわ・・・」と。サービスをする側も、サービスも受ける側も、どーでもええんちゃうと思ってる仕事を、『上』を見て仕事をしなきゃならんとは悲劇やな。湿度94%の真夏でもマスクにジャケットかよ。「はい、毎日スーツですわ・・・」

コロナの間もスーツで外回りしてたの? 「家にPCも書類も持って帰らせてもらえませんから。テレワークなんて有り得ないっす。」 はい、知ってます。

ってな会話を押印しながら交わしてる。間違いなくコロナ中に最も会話した人だ。金融の世界で『上』を目指すというのに、金融のドンを知らないというから北尾さんの本を紹介しておいた。読まんやろうけど。「金融機関から書類とハンコを無くすくらいのことをやってみ!」、「目の前のノルマ達成で精一杯っす!」 はい、知ってます。

彼が帰っていった直後に、政府から「契約書にハンコがなくても契約の効力に影響は生じない」という押印に関する見解が出たことを知った。すごいぞ! と吠えたが、金融機関との「儀式」が消えることはないんだろうな。きっと。

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今朝の「人生案内」は、色々と強烈な内容だなぁ。娘に「嫌なやつ」という母親も強烈だが、最相さんの回答も第一段落から強烈だわ。

人生案内

人生案内


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 お知らせです。

拙著、「経理」の本分

またまた増刷されるようです。
想定外の売れ行きです。嬉しい限りです。


「経理」の本分
武田 雄治
中央経済社
2019-12-06