難しいことを易しく説明することは、易しいことを難しく説明するよりも難しい。だから、会計入門書を読んで会計が分かる人は少ないと思うし、哲学入門書を読んで哲学が分かる人も少ないだろう。だけど、この『試験に出る哲学』はメチャクチャ分かり易かったし、面白かった。飲茶というペンネームの人が書いた『史上最強の哲学入門』以来の「アタリ」だと思った。哲学者でもないのに、よくこんな分かり易い文章が書けるなぁ〜と感心して読んでいたのだが、読後にググると佐藤優やそうそうたる作家・哲学者のライター・編集を務めている方だった。納得。東洋思想編も出たらしいので購入した。

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この本はすごく良い本なんだが、本書に掲載されている「センター試験」の過去問にはウンザリした。大学受験をしていないので、「センター試験」ってのを見たこともなかったが、こんな問題を高校生が解き、それによって評価されることに、何の意味があるんだろうか・・・と思う。ソクラテスやハイデガーが言ってることを「暗記」した者が勝ち、「暗記」できなかった者が負け、と判定される。そんなもの、「教養」ではなく、「強要」に過ぎない。教育ってなんだろ、と思う。

スタバで仕事をしていると、隣の席に大学受験生が座ることが度々ある。参考書に赤のマーカーを引き、緑の下敷きを上に載せて、ただひたすら単語、年号を暗記している姿を見ると、「そんな馬鹿げた事はやめて、恋愛しとけ!」と言いたくなる。言わないけど。暗記することを無意味だとは思わないが、そこで人生を評価されるシステムは間違えていると思う。文科省の傘下ではないところで、真の教育を提供するということを(コンサル業以外の)ポートフォリオの一つにしたい。

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第4回 YouTube Live やります!

6月14日(日)12:00〜12:45頃(@黒字社長塾チャンネルにて)

初の日曜開催!

今回のテーマは『武田雄治の出口戦略(EXIT戦略)』

第3回Liveで視聴者の会計士さんからリクエストのあった「出口戦略(EXIT戦略)」についてお伝えします。資産形成も人生設計も「出口戦略(EXIT戦略)」がメチャクチャ大事なのに、ほとんどの日本人がEXITを考えていないと思います。理詰めで成功・幸福を掴みたい人は是非ご覧下さい。

このテーマに関する質問、要望などがあれば、コメント欄か武田公認会計士事務所HP掲載の問い合わせ用メールアドレス宛にご連絡下さい。

黒字社長塾チャンネルに「チャンネル登録」をし、「通知」の設定して頂くと、Liveのリマインドが届くようです。


youtube live_Exit