そして今日も、Prime Video Day。

今日はホロコースト関連から離れて、『俺は、君のためにこそ死ににいく』という特攻隊(特別攻撃隊)の映画を鑑賞した。先日、鴻上尚史著『不死身の特攻兵 ―軍神はなぜ上官に反抗したか』 (講談社現代新書)の書評を書いた後に、友達からこの映画を薦められた。

舞台は、鹿児島県の知覧(ちらん)という場所にある飛行場。20代くらいと思われる青年が特攻に任命される。生きて帰ってくると徹底して罵声を浴びせられる。軍の内外で、「お国のために…」という「空気」が出来上がる。そんな中で、特攻に行く者、残された者が運命を受け入れていく。ストーリーは、鴻上尚史さんの本の通りだった。

この映画も、所々に実際の特攻の映像が挟み込まれている。映画のストーリーよりも、その映像の印象が強すぎた。ホロコーストとはまた違う戦争の恐ろしさを感じた。

この映画を薦めてくれた友達が先日、知覧にある「知覧特攻平和会館」に行ってきたらしい。「2〜3日、目が腫れたほど号泣した」とのこと。一度行ってみたいと思うが、google mapを見ると、知覧はバンコクに行くよりも遠いかもしれん…。