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今日で小6の我が息子の最終登校日となった。先週木曜の政府の要請を受け、明日から休校。本日をもって小学生終了。唐突の幕引きに、寂しいと思うスキもない。本人も「今日で終わりや」と笑いながら学校に向かって行った。卒業式があるかどうかも分からない。あったとしても私は参列できないらしい。解せない話だが、人生は想定外の出来事の連続で編まれていく歴史である。批判しても、抗っても、仕方ない。

ついこの前、入学式に参列したと思ったら、もう卒業。この6年間、野球に打ち込み、不動の4番キャッチャーを務め上げたことは褒め称えたい。プロ野球選手になれるかどうかは、中学3年間の努力にかかっていると思う。今よりも何十倍もハードな練習が待ち受けていると思うが、全力で頑張って欲しい。努力は裏切らない。

少年野球も昨日が最終日だったらしい。生まれて初めて、私宛に手紙を書いてくれた。涙が溢れてきた。小さい時から甲子園球場とバッティングセンターにはよく行った。懐かしい想い出である。

私もかつて、一度だけ息子に手紙を書いたことがある。中学生になってまでガミガミ言いたくないから、自分で考えて主体的に動くこと。ただし、自由には責任が伴うことを知っておくこと。責任を持った大人になるためには、生活態度、生活習慣、自己学習の3つを忘れるな。そんなことを書いた。

私は以前から、子育てに関しては「カネは出してやるから、自分で考えて、勝手に育て」という方針だった。手紙に書いた以上のことをガミガミ言いたくない。この長い春休みをどう過ごすか、中学3年間をどう過ごすか、どういう大人になるのか、自分でじっくり考えろ。なにもかもが思い通りにならない人生を、どうやって幸せに生きていくか、人生はゲームであり、人生はフィクションなのだ。楽しんでなんぼ。1日1日を大切に。

No Pain,No Gain.
No Fun,No Life.