まだ50代ではないのだが、なんとなく購入。

定年退職するのが60歳だとしたら、10年前の50歳から「第二の収入源」を模索すべきと書かれている。「定年を迎えてから新たな収入源確保を考えるのは遅すぎます」(P21)という点は同意する。新たな「収入源」を確保するためには数年は要する。新たな収入源の確保が必要なら、長期のスパンで考えないといけない。

ただ、「マルクスの『資本論』を勉強してきた私からすると」と前置きした上で、お金は(投資ではなく)労働によって稼ぐものだと主張されている(P103〜参照)。この点については同意しかねる。投資をするなら「国債」(しかも郵便局で購入することがポイント?)で、投資額は年収の5%がメド、という点も同意しかねる。というか異議あり。そんなものでは老後の小遣いにもならん。

私は、第二の人生を歩む前に、数年をかけてでも、ファイナンスと投資のリテラシーを高めないとヤバイと思ってる。

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『過去は変えられる』という、「マチネの終わりに」の名セリフのようなことが書かれている箇所がある(P37前後参照)。「未来は変えられるが、過去は変えられない」という考え方もあるが、過去の最悪な出来事や経験があったからこそ、自己の認識・意識・考えなどが変わり、素晴らしい出来事や経験に出会えるということもある。ということは、その素晴らしい出来事や経験の「時間」によって、過去は意味のある大切な時間に変化する。

「時間」の本質を見極めること、「時間」の捉え方を変えることによって、自分の過去(歴史)は変わるし、生き方自体が変わってくることもある(P38参照)

本書の中で、この「時間」の話が最も痺れた。
何歳になっても、過去は変えられる。変えていきたい。