今日は、経理代行会社「バックオフィスサービス」の代表明田佳樹会計士と新年会。行きつけの神戸の和食屋にて。
以前も書いたが、バックオフィスサービスは昨年、会社を分割し、新設法人(バックオフィスサービス合同会社)に業務移管した。新設法人の代表を明田会計士にお願いし、私は経営トップから退いた。私が経営のマネジメントを行うことの時間的・精神的な余裕がなく、事業の譲渡先を探している時に、彼が神の手を差し伸べてくれたのだ。まさに神のような存在。
働き方改革、人材不足、人件費高騰・・・といった世の流れに管理部門のアウトソーシングのニーズはこれからも増えてくることは間違いないと思うが、こちら側(受託側)の人材不足問題も常に付きまとう。だから、この会社を時流に乗せて拡大させようとか、IPOを目指そうとか、そういった目標も野心もない。いくつかのポートフォリオの一つとして業務を続けていくと思う。
私も明田氏も関心があるのは、アウトソーシングでも会計でも税務でもコンサルでもなく、「コーチング」の分野。一流のアスリートにコーチが存在するように、一流の経営者にもコーチが必要だと思っている。いま経営者に必要なのは、顧問会計士・税理士やコンサルタントではなく、「ビジネスコーチ」ではないか。しかし、「ビジネスコーチ」といわれる人はほとんどいない。私と明田氏は、この数年、それなりにコーチングを学び、実践してきた。今後のポートフォリオの中に「ビジネスコーチ」を組み込み、コーチングビジネスを拡大していきたいと思っている。明田氏は既に「ビジネス・コーチ・クラブ」というものをを立ち上げているが、私も明田氏とは違うカタチでコーチングビジネスの展開をしていく予定。ビル・キャンベルは目指さないが、日本でもビジネスコーチが根付けばいいなぁと思う。
今宵も赤ワインを空けた。明田だけに。
(※ 写真右:明田会計士、写真中:秘書、 本人の許可を得て載せている。)