ジム通いを始めて27年目になる。

習慣の積み重ねが、目標達成への最短距離。
自称 「習慣プレイボーイ」。

いつも通っているジムが昨日から通常営業を開始したので、「初ジム」に行ってきたが、これまで見たことがない程の来客の多さだった。6台くらいあるベンチプレスが全て埋まっているのを見たのは初めてだ。皆さん、おヒマなのね…。

以前は、筋トレをしたくてジムに行き、「ついでにサウナ」って感じだったが、最近は、サウナに入りたくてジムに行き、「ついでに筋トレ」ということもある。主従逆転? 主客転倒?? なんでもいいけど、なぜかサウナにハマってる。多分、私の行ってるジムで一番サウナを利用している会員だと思う。昨日もサウナ。今日もサウナ。明日もサウナ。

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週に一度は行く大阪の紀伊國屋書店に、『人生を変えるサウナ術 』なる本が平積みされていた。自己啓発書の棚の前に置かれたこの本に、「サウナー」の私も興味は沸かなかった。サウナで1冊の本が書けるの? どーせ中身スカスカでしょ? 「人生を変える○○術」キターー! って、ってな感じで完全にスルーしていた。

が、しかし、何度この本屋に足を運んでも、同じ場所に平積みされている。売れなければ平積みされずに棚に戻されるか、返品されるはずなのに、いつ来ても平積みされている。

えっ!? おもろいのん?

と、「買いたいスイッチ」が入ってしまい、買ってしまった。『人生を変えるサウナ術 』を。

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結論:(人生は変わらないけど)サウナは良いらしい。

サウナに入ると、大量に汗とともに体内の老廃物を吐き出すデトックス効果があるということは私も知っていたが(ちなみに、高温サウナなら10分入っただけで0.3〜0.5kgくらい体重が減る)、本書に書かれている「サウナの効用」をじっくりと読むと、それ以外にも色んな効果があることが分かった。

「フィジカル的効用」(肉体的な効果)として、血行が促進され疲労が回復する、睡眠の質が高まり熟睡できる、免疫力が上がり風邪を引きにくくなる、血管や心臓が鍛えられる……といった健康リスク低減の効果があることが大きい。

「メンタル的効用」(精神面での効果)としては、自律神経が鍛えられメンタルが安定する、マインドフルネス効果が得られる……といった効果がある。

(それ以外にも「ソーシャル的効果」(サウナに入ってる人と仲良くなれる等)も挙げられているが、そこは個人的に興味なし…)

サウナには「入り方」もあり、「サウナ→水風呂→外気浴」を1セットにすることが良いらしい。私の通っているジムには「水風呂」がないため、「水シャワー」で代用しているが、基本的に私もこの流れでやってきた。ただ、本書を読んでの新たな気付きだったのは、サウナ通はこのセットを「何度か繰り返す」らしい。一度冷やした身体で、再び高温サウナに飛び込むのは危険かと思い込んでいたが、「外気浴」をすることにより体表温度も脈拍も平常時近くに戻し、副交感神経優位(リラックスモード)から交感神経優位(通常モード)に自律神経が切り替り、リセットされる(=これを著者は「ととのう」と言っている)。めまいを感じるようなことがなければ「何度か繰り返す」ことも問題ないようだ。

ちなみに、各パートの時間配分は、「サウナ4:水風呂1:外気浴5」くらいであり、外気浴をメインにするのが良いらしい。我慢はせずに、「気持ちいい」という感覚に従うこと。他人と比べて無理して長時間入るのは危険。サウナ内でTVなどを見て時間を忘れてしまうのも危険。

あと、サウナは座る場所が雛壇のような階段状になっていることが多いが、上に行くほど高温で、下に行くほど低温になる。言われてみれば当たり前だが、本書を読むまでそれを意識したことがなかった。熱さに耐えられなければ、下の段に座れば良い。

本書の内容からは反れるが、私はサウナ内では自分の呼吸に全意識を集中させている。肺の中が空っぽになる感覚になるまで長く息を吐き、また長く息を吸い…というのを繰り返しながら呼吸を整えている。医学的に正しいかどうか分からないが、そうすることにより気分が落ち着き、筋トレで高まったテンションを元に戻してくれる。

本書の末尾に、全国のサウナガイドが載っているが、これは有り難かった。大きいサウナが日本全国に幾つもあるもんだ。しかも、私の日常の行動範囲内にも幾つもある。このガイドは、出張の時にも使えそう。

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なお、本書を読み終えてから知ったのだが、『サウナの教科書』というムック本が、Kindkle unlimitedで無料で読める。ムック本なので読みやすい。内容は、上の『人生を変えるサウナ術』と重複する点が多いから、こちらだけでも十分かもしれない。この『サウナの教科書』の末尾にも全国のサウナガイドが載っているが、これも使える。「サウナー」になりたい方は持っておいて損はないと思う(表紙がキモいけど…)。