昨日の続き。
昨夜は東京に戻り、某東証一部上場企業の経理部長と会食だった。

数年前に決算早期化コンサルティングで関与させて頂いて以降、定期的にお食事の機会を頂いている。「金の切れ目が縁の切れ目」ではないが、契約が終わったらこちらから連絡しても返信すらくれない経理部長もいる。他方で、契約が終わっても個人的なお付き合いを継続して下さる経理部長さんもいる。

昨日お会いした経理部長は、「その道の日本一の公認会計士ですから」と、私を使命してくれ、今でも色々と相談して下さる。それも、私より何倍も忙しいはずなのに、私のいる所まで足を運んで下さる。正直、こんなに足を使う経理部長はいない(実際に年に何度もマラソンに出場されている…)。

経理部長は私より10歳近く年上の方であり、経理部歴は私の会計士歴よりも長いと思う。会計士といえど、売上数千億円規模の上場企業の経理部長から学ぶことはめちゃめちゃ多い。この経理部長からは了承を得ているが、今執筆中の原稿はこの経理部長から教えてもらったエッセンスも盛り込まれている。それが私の考え方の土台になっているからだ。そういう話しを経理部長に伝えると、「私も、お世辞ではなく、武田先生のコンサルを受けたことにより、経理に対する考え方の土台が出来ました」と言って頂いた。”冥利に尽きる” とはこういうことだ。感慨無量。

いつもお食事をさせてもらう時は、相談事は2割程で、8割は「経理はどうあるべきか」について語り合っている気がする。それがまた楽しい。昨夜もかなり有意義なお話しができた。そして気持ちよく酔った。

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ふと、今日が7月4日であることに気づく。私が独立開業したのが2005年7月4日なので14年経ち、15年目に突入したことになる。ちょうど3年前に「やがて哀しき起業家たち」という記事を書いた時は、大きな反響があったが、今は(その記事の末尾にも書いている通り)自分らしく、あるがままに生きている。人を雇うつもりはないし、売上を追い求めるつもりもない。この経理部長のように、私を必要としている人に対して、期待を超える結果を出し、ありがとうを頂き、信頼を高めていけば、結果として社会に足跡が残るはず。それが最高の報酬だと思う。これからはブラック・ジャックのように生きていく