secretary

秘書とは、組織あるいは上司の書類面における仕事を請け負う職務、職業。またそれを行う人。職務は幅広いが、共通するのは、重要書類を扱う仕事であるということである。その他にも上司の身の回りの世話、メールや電話の応対、来客の接遇、スケジュール管理、書類・原稿作成など、「総務の専門家」として機能する。
(wikipediaより抜粋)

いまだに「秘書」って何をする人なのか分かっていない。wikipediaを見て、秘書の「書」とは書類の「書」なのか・・・ということを今更知った。

このブログで何度か書いたことがあるし、「会計士UP」のインタビューでも述べたが、私は「生涯誰も雇わない」と決めている。スタッフもゼロ、アウトソース先もゼロだが、秘書はいる。雇用をするつもりはない。自分の会社を作ってもらい、一定の報酬を支払っている。

2年前くらいから秘書になってもらっているが、スケジュール管理をしてもらったり、細かい調整をしてもらったり、同行してもらったり、ってことは依頼したことがない。対外的な行為を頼んだことがないので、私に秘書がいることなんて誰も知らない。

私が秘書にお願いしたのは、2つだけ。
(1)コーチングの勉強をして欲しい。
(2)秘密は守って欲しい。


超一流のアスリートには、必ずといっていいほどプロのコーチがいる。超一流の私にも(?)、コーチが必要になる。プロコーチのコーチングを付けたこともあるが、今の私が求めているのはそこではない。私の秘書は、コーチング未経験だし、私より一回り以上も若い。だからこそ、純粋で透明なレンズで客観的に私を見て、それを率直にフィードバックして欲しい。日々のスケジュール管理なんてどうでもいいから、人生のコミットメントに対して行動を促して欲しい。私が求めているのはそこなのだ。

そして、彼女に何度も伝えてるのは、秘書の「秘」とは秘密の「秘」やぞ・・・ということ。「秘書をやってます!」「秘書をやってました!」って人が、ペチャクチャとボスの秘密を言いまくっているのを何度も見たことがあるが、そういう人間は(私の秘書でなくても)信頼関係は維持できない。それが理由で何人かと縁を切ったことがある。秘密は墓場まで持っていかなければならない。

コーチ(coach)とティーチ(teach)は全く別物であり、コーチは傾聴に徹する。その前提として、双方の信頼関係が不可欠になる。口が軽い人にコーチは務まらない。

私の秘書はコーチングの勉強をしながら、私以外の人にもコーチングを実践している。たくさん本も読んでいる。私を見ながら、本の読み方、ノートの取り方、時間の使い方、習慣の作り方なども吸収し、人間力も磨いている。驚くほど貪欲に清らかにポジティブに生きている姿に私が刺激をもらうことがある。「一緒に伴走して力になりたい」と言ってくれた時は泣きそうになった。先日、深い悩みを抱えていた私に、秘書はこう言ってくれたことがある。「武田さんが心を開ける人が一人いますよ」と。このひと言にどれだけ救われたか分かるだろうか。

もはや秘書の域を超えているかもしれないが、肩書なんて何でもいい。私にとって信頼できるコーチがいることの意味は大きい。毎日一人で仕事できるのも彼女の存在があるからだ。

ちなみに、変な関係では断じてない。彼女の旦那さんとも仲が良くさせて頂いている。勘違いされたら迷惑がかかるので念の為。