老後2,000万円不足するという報告書が金融庁から出たことは知っていたが、全く興味がなくてスルーしていた。国民もスルーするんちゃうかと思っていたが、野党やメディアが騒いでいる。下らない。支持率も視聴率も上がらないのは当然だと思う。

興味ないけど、1次情報を調べてみた。こういうことが書かれている。

老後2000万円
([出処]金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」(別紙1)P21)

あ〜下らない。下らない。

私が何度も読んだ 橘玲著『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』において、「経済的に成功するためには、経済合理的でなくてはならない。/国家は神聖なものでも、崇拝や愛情の対象でもなく、人生を最適設計するための道具だ」(P417)と書かれている。自分の人生も、自分の資産も、自分で守るべきであり、国家に頼るべきではない。経済合理的でなくてはならず、理詰めで自分の資産を築き、守らなければならない。しかし、そんな方法は学校では教えてくれない。自分で学ぶしかない。

私の周りの資産家たちは、ほとんどがロバート・キヨサキ氏の本に影響を受け、投資をはじめている。私も同じく影響を受けた。ロバート・キヨサキ氏の言ってることはシンプルで、収入から住宅ローンなどを支払う「貧乏父さん」ではなく、資産に投資して利回りで生活する「金持ち父さん」を目指せ、というものだ。言われたとおり、経済合理的に、理詰めで資産を築いて10年以上経ったら利回りで生活できるようになった。資産はまだ増やすつもりだし、年金なんてアテにしてない。今回札幌に来たのも自分の資産を築くため。

財政が破綻するかも、年金が破綻するかも、寿命が延びるかも…なんて話は今に始まったことではない。人口が激減し、超絶な高齢者社会を迎えることも分かり切っている。分かり切ってるのに見て見ぬふりをするから「貧乏父さん」になるわけで、経済合理的に行動したらそうはならないと思う。金融庁の報告書を読むくらいなら、ロバート・キヨサキ氏と橘玲氏の本を読んで、理詰めで資産を増やす努力をした方がいいと思う。国家に愚痴を言うくらいなら、経済合理的に行動した方がいいと思う。


最後に、平野啓一郎氏のtwitterより。

平野啓一郎