昨日も書いた通り、雑誌は「dマガジン」で読むことが多い。だが、時々、ビジネス雑誌ですごい編集をすることがある。そういう時は紙でも購入する。

今週の「週刊ダイヤモンド」(2019/6/8号)は紙で購入した。P46以降で古今東西の哲学史を図解してくれているが、これは永久保存版。素晴らしい編集だと思う(下図参照)。よく見かける図であるが、こうやって全体像を示してくれるのは有難い。

哲学
([出処]「週刊ダイヤモンド」(2019/6/8号)P53)



この特集によると、MBA志願者の4位哲学専攻(文系では首位、下のグラフ右側)、給与の伸びの2位哲学専攻(下のグラフ左側)らしい。ビジネスにも哲学が必須だという記事だった。


哲学
([出処]「週刊ダイヤモンド」(2019/6/8号)P24)


長年ブログを読んでくれてる方からは、「最近読む本が変わったな」とよく言われる。親にも言われる。その通り。情報に飢えてる部分が変わってきたから、読む本も変わる。歳を重ねるごとに、「生きるとは」「死ぬとは」「なんのために生きるのか」みたいなことを考えるようになってきたから、哲学思想の本が読みたくなる。あらゆる悩みは人間関係に起因するため心理の本も読み漁っている。小説も読むようになった。健康にも気を使うようになってきたから医学の本も手に取るようになった。これらのジャンルは、読むのに時間がかかる。以前のように頻繁に書評をアップできないのはそういう理由。モノによっては1冊読むのに何ヶ月もかかる。それでも、そういう本の方が得られるものは大きいし、楽しい。目下の悩みは読みたい哲学書が山ほどあること。これから何年かかけて読んでいきたい。そして、「自分の哲学を完成させる」という人生のミッションを果たしたいと思う。