今日は、あるクローズドの勉強会にゲスト講師としてお招き頂いた。参加者は全員がIPO(新規株式公開)を控えた経営陣。それも全社がVCから出資を受けているIPO直前の企業。この勉強会で、公開企業になるとどうなるか、上場企業の経理部はどうあるべきかをレクチャーさせて頂いた。

これまで連結売上高数兆円という企業の経理部も見てきたが、IPO準備企業の経理部も随分と見てきた。同じ経理でも実態はまるで違う。しかし大半の経営者・経理部員は自社の経理以外を見たことがないと思う。違いが分からないから、進化できない。

私が「すごい」と思う経理部は、仕訳屋・決算屋ではなく、企業価値向上への中枢部門となっている。「真の経理部」を1社でも多く創ることをミッションとしている私としては、「あるべき経理部」について、できるだけ多くの方に知って欲しいと思っているので、今回のような機会を頂けたのは非常に嬉しい。

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「真の経理部」について分かりやすく書いてある本は、稲盛和夫氏『実学』以外に見当たらない。初版から20年以上経っても参考になりまくりだし、これを超える本が現れないことが、ある意味すごいと思う。



稲盛和夫の実学―経営と会計
稲盛 和夫
日本経済新聞社
2000-11-07