他人の事はど〜でもいいと思っているが、人様の「ノート」と「本棚」だけは覗いてみたい。その道で成功した人のものは特に。「本棚」については写真集のようなものが多く出版されており(例えばコレ)、著名人の棚を覗くこともできるのだが、「ノート」については殆ど公開されることがない。さすがに、プライベートのノートを公開することは私も抵抗がある。


シアトル・マリナーズ 菊池雄星投手が学生時代から14年綴ったノートが公開され、書籍になったというので買ってみた。これは良かった。「チラ見」程度に公開しているのかと思ったら、最初から最後までほぼノート。しかも、プロに入団した後のノートまで公開している。


雄星ノート


プロ2年目辺りが人生で一番どん底で、この頃からメンタルトレーニングを取り入れたらしいが、その時のノート(ワークシート?)まで公開してくれている。

こんな貴重なものを1400円(+税)で覗いていいのか・・・


この本を読んで、改めてデジタルデトックスをしようと思った。PCに向き合っていても人生は変わらない。ノートに向かう時間をもっと取るべきだ。

菊池雄星投手も書いている。人生で一番大事なことは行動することだ。想いが強くなってから行動するのではなく、行動を起こしていくことによって、想いがより強くなっていく。そして、ノートを書けば書くほど、自分の想いが強くなっていく。ノートを書くことも、僕にとって行動の一つだ、と。(P6〜7)。

昨日も書いたように、ノートに書いたものは実現するが、書かないものは忘れる。PCやタブレットではなく、何かノートを1冊、常に持ち歩くことをオススメする。ノートが人生を変えるから。