昨年末から心理関連の本を乱読してきた。世の中には自分の理解の範疇を超えた人が沢山いることを知った。自分を中心に物事を見ると分からないことが多い。大尊敬する松岡正剛氏が、無知から未知、未知から既知、が読書の醍醐味だと言った通り、最近の読書を通じてまた新たな世界を知った。

amazonのベストセラーランキングを定期的にチェックしてるが、そこで『妻のトリセツ』という本がずっとランクインしている。最初は全く興味がなかったが、どんどんランキングが上昇していくのを見て興味が湧いてきた。ランキングが上昇していくというのは、世間の評価が高いということだから。

結婚したのになぜ分かり合えないのか。なぜ不機嫌なのか。なぜ会話がないのか。なぜ離婚が後を絶たないのか。男性脳、女性脳というコトバを使って、男女の心理・思考の違いを説明している。なるほど、ということが沢山書かれている。本書の結論ではないかもしれないが、私がこの本から受け取った著者からのメッセージは、女の『オチのない話』に対して、男は『共感したフリ』をしとけ、ということ。そんなドストライクに言っていいのか? と笑ってしまったが、120%の納得感。

自分の「箱」から脱出しなければと必死にもがいていた世の男性既婚者に、痛快なトリセツだ。『情』で話す相手に、『理』で返すな。相槌を打っておけ。 以 上。

この本の内容に納得してしまっていいのかという想いもあるが、まだまだ世の中には知らない世界が多いことを知った。読書の醍醐味だ。