先週のこと、DeNA筒香嘉智外野手が、かつて自身も所属していた少年野球チームを見学しに行った。その時、筒香選手は報道陣の前で胸の思いを訴えた。

そこでは指導者の方が、指導というよりは暴言、罵声、事細かい指示が行われていました。子供たちはできないのが当たり前。なぜそれに腹を立てて怒っているのか
([出処]日刊スポーツ(2019/1/14)より抜粋)

私の息子も少年野球チームに所属している。私も時々ではあるが、練習の手伝いや、審判の手伝いをしている。その時、とても嫌な想いをするのが、この指導者の暴言・罵声を聞くことだ。自分のチームの監督・コーチはそれほど酷い暴言・罵声を浴びせることはないが、対戦相手の指導者・保護者の暴言・罵声は聞くに堪えないことが多い。本当に多い。パワハラを通り越している。人権侵害・人格無視した激しい罵りに怒りがこみ上げてくる。野球が純粋に好きで集まっている子供たちが奴隷のように強制労働させられている姿を見て、心が苦しくなることがある。子供たちもその異常性に早く気付いて ”抵抗” して欲しい。

指導者の大半は、野球チームに所属する子供たちの父親だ。試合や練習が終わったら、家庭に戻ってフツーの父親に戻るはず。家庭内でもこうやって暴言を吐きまくっているのだろうか。それとも、妻から暴言を吐きまかれているから、グランド(もしくは子供)をはけ口にしているのだろうか。子供たちはどこかにはけ口をもっているのか心配になる。

こういったことも人それぞれの価値観の違いかもしれないが、子供に対してガミガミ言ったり、事細かい指示を出さないと気が済まない人は、大人になりきれてないんじゃないか。1〜2歳の赤ん坊なら手取り足取り何でも教えてあげないといけないが、小学生にもなれば自分の頭で考える力をもっているし、大人よりもその辺りは柔軟で賢いと思う。私なんて「カネは出してやるから、親の背中を見て、自分で考えて、勝手に育て!」と思っているし、私の両親もそうやって私を育ててくれた。しかし、私のこういう価値観・態度は四方八方からの罵声の対象になっている。毒親よりも子供のことを考えていると思うのだが、どうしたもんだか。