本を紹介する特集を組む雑誌は買ってしまいます。
現在発売中の「PRESIDENT」(2018.10.15号)は「ビジネス本 総選挙」という特集。読者1万人によるビジネス本の投票結果のランキングが掲載されています。1位が松下幸之助の本、3位が稲盛和夫の本、7位が柳井正の本でした。
最近はビジネス書を読む冊数が減りましたが、この3名の本は時々読み返します。昨日も柳井正『経営者になるためのノート』を読み返していました。この本は、タイトルの通り、経営者になるために必要なこと、商売の原点、ビジネスの原理原則、基本中の基本が1冊に凝縮されている本であり、困ったことがあれば立ち返る本です(早く文庫化して欲しい)。今日は稲盛和夫『実学』を読み返していました。職業柄、会計に関する本は数百冊と読んできましたが、いまだに『実学』を超える本に出会ったことはありません。「会計がわからんで経営ができるか」(P6)と書かれていますが、その「会計」を経営者視点が書かれた有益な本は本書くらいしか見当たらない。いつかそういう本を書きたいなぁ、と思っています。