日経新聞 日曜日朝刊の「読書面」において、月に2回、『リーダーの本棚』という連載コラムがあります。2016年に書籍化第1弾が発売されましたが、この度第2弾が発売されました。

第1弾と同様、これまで『リーダーの本棚』の紙面に登壇された方の中から50人の方のエピソードが書籍化されております(つまり、2冊で100人分)。各界のリーダーが、どうやって本と向き合ってきたのか、本から何を学んだのか、座右の書は何なのか・・・といったことを教えてくれる非常に貴重な内容です。読書が好きな方は、本書を読めばきっと視野が広がっていくことを感じると思います(私はこの2冊の書籍 ―正確には100名分の日経の紙面― から、世界観がかなり広がりました)。

某大学校長はE・H・カーの名著『歴史とな何か』を取り上げ、歴史の本質・歴史の意味を教えてくれます。「歴史は歴史家が選んだ事実でつくられ、大半が勝者による歴史である」との一文は衝撃でした。

GPIFの理事長は、カール・R・ポパー『開かれた社会とその敵』という座右の書を紹介し、どんな偉人といえども間違えることはあるため、自身がリーダーとなった際に反論を許さない状況を作ることはおかしいということを教えています。

某テレビ番組制作会社会長は、組織が常に動き、個人の自由との矛盾が生じる時に、自由の意味を説いたエイリッヒ・フロムの『自由からの逃走』から知恵を絞ってきたといいます。これは新たな視点に気付かせてくれました。

某美術館館長は座右の書として『エリック・ホッファー自伝』を取り上げ、思索を続けるホッファーの生き様を紹介してくれます。また別の方はハイゼンベルグ『部分と全体』を取り上げ、様々な学問を横断し、関連付けて考えることの大切さを紹介してくれています。この2冊は「いつか読もう」と数年間本棚に置かれたままになっている本です。これを機に向き合おうと思いました。

書き出したらキリがないの、この辺で。
このコーナー、このシリーズは永続して欲しいものです。
良い本を読んで、良い人生を歩みたい。
No Book, No Life.
No Fun, No Life.
読書好きな方には超オススメの一冊です。