昨日の続きです。

先日行ったシンポジウムにおいて、佐藤優氏が池上彰氏との対談の冒頭で、新井紀子著『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』と共に紹介したのが、齊藤元章・井上智洋共著『人工知能は資本主義を終焉させるか ―経済的特異点と社会的特異点』 (PHP新書) という本。

こちらはオススメというほどの内容ではありませんが、『AI vs. 教科書〜』と書いてあることと”真逆”で面白い。

●シンギュラリティは2030年頃にやってくる
●現実がSFを超える日は近い


さらには、

●人々は基本的に働く必要がなくなり、「不労」が実現する
●お金を使う必要もなくなり、お金からも解放される
●時間からも解放される
●孤独からも解放される


といった話まで。

人の頭脳がダイレクトにつながり共感し合う世界になる、といったことまで述べられています。

『AI vs. 教科書〜』を読んだ直後に読んだので、話が極端すぎるように感じてしまいますが、齊藤元章氏はスパコン開発者であり、スパコンの技術向上のスピードを考えると、こういう未来の到来も予測されるとのこと。『AI vs. 教科書〜』の著者に本書の感想を聞いてみたいものです。

ちなみに、シンポジウムで佐藤優氏が『齊藤元章氏は私の後輩』というので、同志社大学か外務省の出身の方かと思ったら、『小菅ヒルズ(注:小菅拘置所のこと)の住民になられた』と、場内の笑いを取ってました。NEDOの助成金を騙し取って逮捕された方って、この方でしたか。。。

この本は逮捕された約10日前に出版されており、そのためか在庫切れが続いているようです。私はamazonマーケットプレイスで入手しました。