先日から続いている「個別コンサル」が昨日、一旦すべて終了しました。5日間かけて、計24名(計24時間)のコンサルを実施しました。

24名分のビジネスモデル・ビジネスプランを拝見すると、私も色々と勉強になりました。

ここでは2つ、私の気付きを書いておきます。

(1)事業ドメインの決定について

孫正義さんは『経営者の最も重要な仕事はドメイン(事業領域)を常に再定義することだ』と述べております(日本経済新聞 2012/12/30朝刊、孫正義氏へのインタビュー記事より)。

事業ドメインは、「進むべき方向」と言い換えても良いと思います。

このドメインの決定にあたり、「ドメイン」=「私がしたいこと」(夢・願望)という方がかなりいました。「ドメイン」=「私ができること」(能力・資源・キャリア等)という方は少数でした。「私がしたいこと」がビジネスになれば幸せですが、「私ができること」(もしくは「私にしかできないこと」)をやる方が儲かるビジネスになると思いますし、ワクワクすると思いますし、顧客からも喜ばれると思いますし、感動を与えることができると思いますし、双方win-winになるのではないかと思います。

「私ができること」を過小評価していたり、棚卸し出来ていない方が少なくありませんでした。「私ができること」なんて何もない!! って方もいましたが、そんなことはないはずです。小さい時に夢中になったこと、ハマったこと、怒られてもやり続けたこと・・・などが誰しもあると思いますが、そういったものが才能の原型ではないかと思います。

(2)ビジネスモデルについて

単一事業から1つのキャッシュポイント(収入源)しか考えられていないビジネスモデルが大半でしたが、複数のキャッシュポイントがあるはずです。例えばですが、セミナー業をやる場合、単発のセミナー収入だけではなく、その二次配信(動画販売、書籍化等を含む)による収入を得ることもできます。セミナー後のフォロー(コンサル等)で収入を得ることもできます。会員制にして定額収入を得ることもできます。BtoB向けのコンテンツをBtoC向けにすることもできるかもしれません。1つの事業から、何パターン、何十パターンもの収入を得ることは可能です。

1つのキャッシュポイントから月額20万円しか得られる見込みがない、これでは生活もできない、といって諦めかけてた方もいました。しかし、1つの事業コンセプトから10パターンの価値(value)の提供方法はあるはずですし、10パターンの顧客の定義もできるはずです。組み合わせると100パターンの価値提供ができます。そうすると月額20万円のビジネスモデルも、月額2000万円(年商2億超)のビジネスモデルに変貌させることができます。

そうやって、ビジネスモデルを考える際には、できるだけ多くのキャッシュポイントを考えてもらえれば、大きなビジネスができるのではないかと思います。


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