大人はええぞ


自分の事業内容をどうやってターゲットに伝えるか??

これは、どのようなビジネスモデルを構築するかということと同じくらい超重要なことだと思います。この「伝え方」によって売り上げが何倍も変わるからです。

この週末に、『何度も読みたい広告コピー』という本を読んでいたところ、あるページで手が止まりました。そこには、福井新聞社の新聞広告が取り上げられていました。その広告が上の写真です。ごくごく普通の家庭の台所、おじいさんの膝の上に孫が座って笑っている写真。


いったい、何を伝えたいのだろうか??


右側にこんな文章(ボディコピー)が書かれています。
大人はええぞ。

まずな、宿題がない。
うまいもんが食える。
な、ええやろ。
やりたいことができる。
好きな仕事が選べる。
じぶんでお金がかせげる。
好きな人と結婚できる。
ええやろ?
それからいちばんええのはな、
大人なってからでも
いくつになっても
なんぼでも
やりなおしがきくことや。
好きなこと、やったらええ。
楽しみやなぁ。

なぜかこてこての関西弁。リズミカルな文章。

キャッチコピーは『家族で話そう。福井新聞』



「すごいなぁ〜」と唸りそうになりました。電通の古川雅之さんという方の作品のようです。

この本の初版が2011年ですので、少なくとも今から6年以上前の作品だと思います。その頃は「大人はええぞ。」といえた時代だったのか、そうじゃないけど「大人はええぞ。」と孫に伝えているのかは分かりませんが、もしかしたら後者ではないのかな。女性の社会進出率・共働き夫婦の比率が日本全国トップレベルの福井県において、子どもの面倒をみるのは祖父母の仕事。その祖父母が「大人はええぞ。」と孫に伝える。実は、祖父母の子供(孫からみると親)に、「大人はええぞ。」といえる大人になれよ、とのエールなんだろうか・・・。考えだしたら止まりません。実に深いメッセージです。