モダンリビング 235
ハースト婦人画報社
2017-10-07



家を買った後も、趣味として建築雑誌はチェックしてます。

時々購入するこの雑誌、今回は安藤忠雄さんの特集が組まれていました。

建築家は、仕事の幅を広げ、世界を舞台に活躍していくと、「住宅」の建築の現場から離れていくようです。大きな仕事をするようになったら当然の流れかもしれません。しかし、安藤さんは、多忙を極める現在でも住宅の現場を離れないとか。

ひとつ、すごいエピソードが紹介されていました。

安藤さんが建築を始めて間もない42年前に神戸の住吉で建てた住宅に、当時小さな娘さんがいた。最近その娘さんから連絡があった。軽井沢に別荘を建築するので、住吉の家とまったく『同じ家を』建てて欲しいと。

これには安藤さんも驚いたが、「とてもうれしかった」と述べておられました。

そりゃそうでしょう。 

住宅は人間の一生において大きな意味をもっている。建築家はそれほど意義のある仕事をしている。だから、安藤さんは「私は時間の許す限り、住宅に関わっていきたいと思っています」とも述べられておりました。

私はコンクリート住宅には興味がないものの、安藤忠雄さんなどの建築家が好きなのは、この仕事に対する魂のようなものを感じるからなんですね。住宅に込めた魂が、住み手の魂の一部となっていく。

私も生涯そうやって仕事に魂を込めたいと思います。