先日、「会計事務所への不満」というエントリーをしたので、ついでにもう一つ書いておきます。

先日のエントリーの通り中小企業の社長さんによる会計事務所の不満をよく聞きますが、同じ位によく聞くのが上場企業の経営者・経理担当者による監査法人への不満です。

これまで名刺交換した上場企業の経営者・経理担当者は1000人を超えてますので、クライアント・顧問先以外の方からも色々な相談、セカンド・オピニオンを受けることがあります。その中で「監査法人への不満」(というか愚痴)が少なくありません。

クライアントの立場に立って考えていないとか、クライアントとの約束を守らないとか、自分の都合しか考えていないとか、上から目線でモノを言うとか・・・、数え上げたらキリがありませんのでこれ以上は書きませんが、聞いていて怒りに身を震わせることもあります。

以前は監査法人の問題ではなく、一部の会計士に常識がない人間がいるだけだと思っていました。しかし、多くの愚痴が、特定の監査法人に偏っています。個々人の問題ではなく、組織が腐ってるのだろうと思います。

中小企業でも上場企業でも、通常1つの会計事務所・監査法人としか契約しませんから(しかも長期間)、仮に不満があったとしても、「それがこの業界のスタンダードなんじゃないか」と考えてしまっている人がいます。「いやいや、そんな非常識な業界じゃないですから。」

会計事務所・監査法人との契約も、通常の取引と同様に、民間企業どおしの商取引です。一般の商取引において、対価を支払う側が、おかしいと感じたり、不条理を感じたりしたら、通常どうするでしょうか? 仕方ないで済ませるでしょうか? 泣き寝入りするでしょうか? 前回も書いたように、自分(自社)のお金をもっと大切に使った方がいいと思います。