先日読んだ元伊藤忠商事社長、元駐中国大使の丹羽宇一郎氏の『死ぬほど読書』 (幻冬舎新書)という本に、

●「積ん読」はしない
●(買った本は)必ず読む
●「積ん読」は最終的に読まない確率がかなり高いので、やめたほうがいい

といった類ことが書いてあり、結構驚きました。

無類の読書好きは、必ず「積ん読」(つんどく)しているものと思い込んでいましたが、そうではない人もいるのかと。

(※「積ん読」とは、買っても積んでいるだけで読んでいない本のこと。)


私は積読派。デスクの上も下も「積ん読」であふれています。生涯読まない本があるかもしれませんが、それでも別に構わないと思っています。興味あるジャンルの本や、好きな作家の本は、惜しむことなく買います。図書館で借りることもなければ、電子書籍を買うこともない。必ず書店で購入します。書籍だけではなく、オーディオセミナーのCDやDVDも積み上がっています。

なぜ「積ん読」するのかというと、複数の書籍を関連付けて読むことがとても大事だと思っているからです。どんなジャンルの書籍でも、1冊読んだだけでその世界感が俯瞰できることはなく、10冊、20冊と横断的に読むことによって部分と全体が見えてくるものだと思います。1冊読み終わってから次の本を買いに行き、またその本を読み終わってから次の本を買いに行き・・・なんてことをしていたら、何年経っても全体が見えませんし、機会損失がデカすぎます。

先日の20時間セミナーの際は、「経営戦略」「マーケティング」「イノベーション」といったジャンルの本を1カ月で100冊前後読みました(目を通しただけの本もあります)。普段から関心のあるジャンルの本を「積ん読」していたから一気に100冊の本に目を通すことが出来ましたが、「積ん読」してなければあのセミナー資料は作成できなかったと思います。

本の読み方なんて人それぞれだと思いますので、真似する必要もないですし、押し付けるつもりもありませんが、面白い本が次々と出版される中、買った本を読むまで次の本を買わないというのは勿体無いと思います。