医師の日野原重明氏が18日、105歳で死去された。

亡くなる数カ月前まで患者を診ていたと報じられています。「生涯現役」を105歳まで続けた人っているんでしょうか。日野原重明氏の本は随分と読んできましたが、書評はこちらの本しか書いていなかったようです。「生きる」ということに向かい合っていた時期が誰にもあろうかと思いますが、そんな時期に日野原先生の本を何冊か読み、この本にも出会いました。「生きる」ことだけでなく、「死」についても、自分なりの”定義付け”が出来たような気がします。

先日参加した致知出版社主催『安岡教学に学ぶ』セミナーにおいて、致知出版社の藤尾秀昭社長が、故渡部昇一氏(本年4月17日逝去)のことに触れていました。渡部昇一先生も、亡くなる直前まで執筆と講演をされていたようです。ある致知出版社の講演の際、藤尾秀昭社長が渡部先生の体調が心配になり、講演開始前に「90分の持ち時間がありますが、60分でも構いません。30分でも構いません。後はわれわれが繋ぎますから!」と舞台裏で伝えたようです。しかし、渡部先生は、きっちり90分間喋り続けたと。なんという執念でしょう。

50歳でリタイアすることを考えている私は、とても両氏のように「生涯現役」でやろうとは思えません。志が違い過ぎます。ただ、公認会計士としての仕事はリタイアしても、「伝えたい」という想いが消えなければ、(死ぬ直前までやるかどうかは分かりませんが)講演や執筆やブログはずっとやっていくだろうなぁ〜と漠然と考えています。