安岡正篤 安岡教学に学ぶ


今日は、尊敬する安岡正篤(まさひろ)師の一日セミナーを受講しました。

4人の講師陣が「安岡教学」を説くというもの。

恥かしながら、浅学非才の私が安岡正篤先生のことを知ったのは社会人になってからのこと。SBIの北尾吉孝CEOの本・オーディオセミナーを熟読・塾聴していた時期があり、中国古典や東洋思想に造詣の深い北尾CEOの影響で安岡正篤先生の本も読むようになりました。安岡正篤先生の本は今でも読み返しますが、5回・10回と読んでも難解すぎて分からない箇所が多くあります。そんな難しい本を、なんと安岡正篤先生は20代〜30代で執筆したというから、『天才』としか言いようがありません。

本日の第1講に登壇された安岡正泰氏(安岡正篤先生の次男)は、「小さい頃から、父の記憶力には驚嘆させられた」、「なんでもノートに書き留めていたが、書いたことを全て記憶していたのではないか」とおっしゃられていました。

第2講に登壇された荒井桂氏(安岡正篤記念館 所長)は、すでに80歳を超える方でありますが、「安岡正篤先生の本は一度や二度読んだだけでは理解できない」とおしゃられていました。年配の方でもそうなのかと、少しホッとしました。

第3講に登壇された北尾吉孝CEOは、安岡正篤氏に関連する書籍も上梓されている程の”安岡通”の方でありますので、非常に幅広い話を聴かせて頂きましたが、その中でも特に印象に残っているのが、「自己維新の原理」という話。「自己維新」とは、自己改革(self evolution)ともいえるでしょう。自己改革を起こすには原理原則が必要だという話です。その原理原則とは、次の3段階を経ることだといいます。
  /埒(本来の自己を自覚する)
  知命(天から与えられた使命を知る)
  N命(自己の運命を確立する)

まずは、自己を自覚すること。

第4講に登壇されたのは、今回のセミナーを主催された致知出版社の藤尾秀昭社長。安岡正篤の書籍の多くを出版されている出版社の社長ですから、安岡正篤氏の様々な遺訓を教えて頂きました。
  〇篏覆垢訖擁を持ち、かつ、魂に触れる本を読むこと
  ⊃誉犬里△蕕罎訛慮海鬚覆瓩弔すこと
  0貎管塒陲忙纏に打ち込むこと(1万時間の法則)
  だ験兇鯆未靴導悗屬海
  ヌ姪欷のいい人間であること
を通して、器度と骨力を養うことが必要であるという話などなど。

今回のセミナーを通して痛烈に感じたことは、/誉犬20代で完結しているということと、△修谿聞澆一燈照隅(いっとうしょうぐう)の生き方(自らが一燈となって、一隅を照らすような生き方)をしなければならないということ。

私は既に40代となってしまいましたが、まだまだ学び続けなければならないと思いました。

致知出版社のセミナーに参加したのは今回が初めてでしたが、さらなるself evolutionを起こす大きなキッカケとなった1日でした。





安岡正篤ノート
北尾 吉孝
致知出版社
2009-12-28