今日も『安岡正篤一日一言』(5月31日)より。

■真の教養

およそ真の教養とは、人類の有する偉大な著作に親しむことによって得るものです。

そこで、昔から優れた定評のある良い書物を少しずつ読むことであります。

人間としての教養の書、人としての哲学の書、修養の書というものを、注意して毎日たとえ三枚でも五枚でも、そういう書物を必ず読むようにする。

いわゆる座右の書を持つということであります。


([出処]「安岡正篤一日一言」5月31日より抜粋。読みやすいように、改行、読点を入れました。)

ホントにその通りだと思います。
私にとっては、安岡正篤、森信三の本との出会いは、これまでのあらゆる教養を骨抜きにされたかのような衝撃でした。もちろん座右の書です。




修身教授録 (致知選書)
森 信三
致知出版社
1989-03-01