早いもので4月。

私の周りでも、この新年度で転職する人、異動する人、昇進する人が、今年はとても多いように感じます。

その中でも特に嬉しいのは、私の友達が国家試験に合格し、この4月から新しい職場で働くこと。業種は違うけど、同じ士業の仲間入りが出来たことが嬉しい。

嬉しくもあり、寂しくもあるのが、私のクライアントの経理部長が転職されること。5〜6年前に私の決算早期化セミナーを受講してくれてからのお付き合い。その後、決算早期化のコンサルティングを依頼して頂き、二人三脚で『強い経理部』を作ってきました。そして、決算早期化を実現し、思い通りの『強い経理部』が出来上がりました。昨年、二人で飲みに行った時に、「武田先生のお陰でここまで来れたのは感無量であり、感謝の気持ちで一杯です」と言ってもらえました。しかし、「私はもうやるべきことをやり尽くしました」、「新しいチャレンジがしたくなりました」と、新卒入社から30年近く勤めた会社を去る決断をされたのです。

私が決算早期化支援で関与させて頂いた会社で、プロジェクト終了後に経理部長が退職されるというケースは過去に何度もあるのです。『強い経理部』とは、経理部長が率先して決算業務をやらなくても決算開示がタイムリーにできる経理部をいいます。それを作り上げたら、経理部長はさらなるキャリアアップをしたくなるのは自然な流れです。これは私も嬉しいことですが、(これまで長年お付き合いした会社とのお付き合いが今後も継続するとしても)そこにもう経理部長がいないというのは寂しくもあります。

新年度は、出会いもあるが、別れもある。笑いもあれば、涙もある。
心機一転、明日からまた、新しい人生を楽しもうと思います。

『人の出逢いは、逢えば必ず別離を迎える。それが私たちの”生”である。生きていることがどんなに素晴らしいことかを、さよならが教えてくれることがある。』
(伊集院静著『さよならの力 ―大人の流儀7』より)