以前、こんなことがありました。

ある上場企業の決算発表の翌日、日経新聞は「A社、連続減益」とネガティブな報じ方をしましたが、神戸新聞は「A社、大幅増収」とポジティブな報じ方をしました。確かに増収&減益ではあったものの、報じ方は全く正反対。

新聞の報道をそのまま疑いもなく信じると、「事実」を見失う可能性があります。

この記事に限らず、日経新聞は政治も経済も何事も悲観的に報じることが多いように私は感じます。悪意をもって事実を歪めて報じているのではないかと嫌悪感を抱くことも多々あります。平気で嘘を書くこともあります。疑ってかかった方が良いと思います(特に一面の記事)。

日経は高校時代から読んでいますが、その頃から、「事実」を歪めて報じることに紙面を割くのであれば、「事実」を「解説」することに紙面を割いたらどうなんだ、と思っていました。

先日読んだ池上彰さんと佐藤優さんの対談本 『僕らが毎日やっている最強の読み方』(東洋経済新報社)においても、全国紙レベルでも「客観報道」の前提が崩れ、一定の方向に世論を誘導するための表現を使うことがあると書かれていますし、「新聞は少なくとも2紙以上読まなければ危険だ」とも書かれています。

以前も書いたように、先月から読売新聞も定期購読しています。日経以外の全国紙を定期購読するのは初めてですが、じっくりと読み比べてみると全く別モノのメディアだと感じます。日経も読売も「保守派」の新聞とか言われてますけど、保守かリベラルかという括りではなく、「事実」が分かりやすいかどうかという括りで見ると、非常に分かりやすい。「客観報道」とはいえないかもしれないけど、とにかく「解説」と「図解」が豊富で、「それを1面使って解説する必要あるのか!?」とツッコミを入れることがあるくらいに充実した内容。やはり、全国紙は2紙以上読むべきだと思いました。(何紙購読しても)「報道は疑ってかかれ!」という考えは変わりませんが。